2013-05-16 アイオーデータ復旧
LAN接続(ネットワーク接続)のHDD(ハードディスク)はBuffalo(バッファロー)が多いのですが、まれにIODATA(アイオーデータ機器)の物もあります。HDD(ハードディスク)が4台で構成されたRAID5(1台が故障しても通常の運用が可能なしくみ)が多いようです。安全性の点ではRAID6(同時に2台が故障しても2台で通常の運用が可能なしくみ)が理想ですが機器が高額となる事からRAID5が多く利用されています。
ご相談の内容は、型番:HDL-GT1.0という機種が昨日まで正常に動作していたが、今日はLANから見えなくなった。急ぎのデータが入っているので、1部のデータだけでも今日中に欲しい、という事で持ち込まれました。他の3店に電話で相談されたそうですが3店とも4~20日かかると言われたそうです。
その内2店は見積もりを1日以内に提示するなら追加料金が必要とも言われたそうです。
診断の結果、4台のHDDの内1台が完全に停止していました。(回転音がしていません)残りの3台で動作していましたが1台にリードエラーが発生しています。残りの2台は正常でした。
クローンディスクを作成し3個でRAID5の再構築を行い、外付USB接続のHDDにコピー中です。データ容量が50GB程度ですので今日中には終わる予定です。
このように3台からクローンが作成できる状態なら1~2日で納品ができます。クローン作成の時間はHDD容量に依存しますし、構築後の納品用コピー又はバックアップ用コピー時間が、納品データ容量に依存します。