最終更新日:2023年4月25日
バッファローのUSBフラッシュメモリーが突然データが飛んだので見積して欲しい、との持込がありました。コントロールパネル?>管理ツール?>コンピュータの管理?>ディスクの管理にディスク1とありますが、容量なしと表示されています。
分解してみると、コントローラーはPHISONのPS2251-50-Fと多く出会う型番でした。メモリーチップは29F32C08AAMDBという容量4GBの物が2枚使われていました。
まずメモリーチップの取り外しですが、なかなか外れない。2枚組なのであまり熱すれば壊れそうで長時間かけたくは無いのですが結局40分もかかりました。ピンも曲がってしまい修正にも時間がかかりました。
おそるおそる読み取り装置に設置し1枚目を読み取り開始・・・。やはりエラー100%。取り外しピンの間隔を修正とハンダを取り除き再度設置、今度はエラー無し。
読み取りと解析に4時間かかりましたが、TYPE25でファイルが全て見えまして復旧成功でした。
最近はエラー修復に1週間かかる事も多くなってきました。NANDメモリーも以前は第2世代だったモデルが最近では第4世代モデルが増加しています。
年々USBメモリ容量が倍増しているので、このまま大容量化すれば復旧料金も伴い増大しますからビジネスとして存在しなくなる時期も近いような気がします。