福岡県筑紫野市のユーザー様から「パソコンにUSBメモリーをさしたまま衝撃を加えてしまい2つに折れてしまった、修理料金はいくらですか?」という問い合わせを頂きました。
永久的に再利用できる修理はできませんが、一時的な修理後にデータを新しいUSBメモリーにファイルコピーするサービスは行っています。
メーカーはBuffalo(バッファロー)で容量は8GBでした。
もちろん、メーカーや型番は何でも関係なく、折れる時は折れます。自然には折れませんが・・・
折れたUSBメモリーのデータ復旧
状態:USBの金属部と基板部が分かれてしまった。
作業内容:顕微鏡とテスターで損傷を診断の結果、6箇所の修理作業でデータは抽出できる可能性が高いと判断し22,000円(消費税不要)を見積りさせて頂きました。
修理作業の結果:41ファイル、容量12MBの復旧に成功しました。
納品可能なファイルのリストをメールで送信し復旧率が100%を確認頂きました。
USBメモリーを購入される時のご提案
USBメモリーはHDDと違って販売価格が安価なめでぃあなので同じモデルを2個まとめて購入される事をお勧めします。
もう1本は保管されなくても、通常通り使用されていて構いません。
片方が物理故障した場合にドナーとして移植できるためデータ復旧料金が安くなります。
同じモデルでも中身(基盤、コントロールIC、メモリーIC)が全て同じ物とは限りません。
全く100%同じならドナーの対象ですが、故障前にはケースを解体しないで下さい。故障した時にして下さい。
この復旧方法で半数はデータ復旧しました。
この方法(移植によるデータ復旧)のメリットは、復元率が良い事。ほぼ100%です。
ちなみに、通常の重度物理障害の方法(基板からメモリーICを分離し、イメージデータを回収し解析する方法)の復元率は60%程度です。