DVD-RAMはMOの代わりとして利用できますが、互換性に乏しいのが玉に傷です。
規格が多すぎたからでしょう。
3.5インチのMOが最大1.3GBに対し、DVD-RAMは標準が5.2GB、最大9.4GBです。
フォーマットはUDFが基本ですが互換性に乏しいフォーマットです。WiKiではUDFは互換性が高いと記載されていますが私が検証した結果では乏しいです。UDFバージョンは、既定では2.0となっていますが2.5なら互換性があります。ちなみにUDF2.5はBlu-ray用となっています。
Windows XPではUDFでフォーマットする場合、ドライバーが必要です。2020年11月現在、サポート外となっておりダウンロードできないようです。
Windows XPではFAT32でフォーマットが可能です。これは互換性が高いです。ビデオなど容量が多いファイルには適さないようです。
UDF2.0でフォーマットされたDVD-RAMは読めない事が多いです。まれに読めました。UDF2.0が読めない場合は2.5へのフォーマットアップはできません。FAT32でのフォーマットもできません。
今回テストメディアは、PanasonicとTDKと帝人と三菱を利用しましたが、PanasonicはUDF2.0でも認識できましたが他の3社は認識できませんでした。UDF2.5やFAT32でフォーマットした後は4社のメディアとも認識しました。
MOに比較して、信頼性は低い傾向があります。MOの代わりにはなりません。