RAID崩壊

【最終更新日】:2022-09-19

I-O DATA製のNAS RAID5/6/10対応4台構成のLAN-HDD 型番はHDL-XR8.0のデータ復旧依頼を請けました。

ユーザー様曰く、

RAID6で運用中電源が切れなくなったのでACケーブルを抜きました。

再度電源を入れたら前面のランプが4個とも赤に点灯し、「ピーポー・ピーポー」と警告音が鳴りました。

設定画面へ行き、RAIDの強制構築を実行しました。

「構築できませんでした。データは消失しました。データ復旧業者へご相談下さい」とのエラーが表示されました。

これがRAID崩壊です。

HDD4台中2個が「不良セクター」でした。

設定画面のディスク情報には「故障」と表示されていました。

解析の結果、RAID構成は6でしたので正常と思われる2台を復旧用PCに接続しましたが、復旧ソフトでは復旧できませんでした。

ブロックサイズ、ローテイション方向、同期/非同期の解析によりデータ領域の再構築を行い、100%のデータが復旧できました。

某他社様で診断されたそうですが初期診断料だけで有料15000円だったそうです。

復旧作業料はなんと約120万円との事でキャンセルされて当店の無料診断を受けられました。

次に第2番目の業者さんで見積りの結果、80万円だそうです。納期を3日に短縮すれば加算金が20万円で計100万円との事。

ちなみに当店は3番目にご来店頂き、データ復旧見積料金は18万円、納期は3日でした。

外付HDD復旧料金の他社比較