ファイルリスト | フォルダ名+ファイル名+日時+容量の情報を提供するサービス

データ復旧に成功した場合、納品が可能なデータの内容（フォルダ名、ファイル名、更新日時、データ容量の情報）をeメールやWEBにてご報告するサービスです。

お客様は、そのリストを閲覧頂き、申告されたフォルダ名の中に申告されたファイル名が在るかどうかをご確認頂いた後、もしファイルが開けるかを（最大10ファイル）リクエストが可能な安心サービスです。

4つのリスト形式でご提供

• htm形式（PC及びスマホからブラウザで閲覧できアップロード先のURLを送信します）
• txt形式（容量が大きいのでPC及びテキストエディタが必須ですが圧縮後メール添付で送信します）

htm形式	txt形式
クリックで開閉可	クリックで拡大表示

リストの違い（他社比較）

閲覧OS

• Windows7/10/11が基本です
• Linuxでも開けます
• MACやiPhone（Apple OSでの閲覧はサポート外）

リストの閲覧が可能なブラウザ

• FireFox（お薦め、動作が軽快）
• Google Crome（動作が重い、遅い）
• Edge（動作が重い、遅い）
• Safari（iPhoneやMACでも閲覧できる場合がありますがサポート外）
• テキスト形式のみエディタ TeraPadやNotepad+がお薦め
• Windows付属のメモ帳は動作が重くファイル数が多ければ開けません

業者により異なるリスト送信のタイミング

タイミング的に分類しますと３つのケースがあるようです。

1. ハードディスクをパソコン又はデータ復旧装置経由で接続し、ファイルが見えれば即リストを抽出する業者。
2. ディスクの複製後、ファイルが見えれば即リストを抽出する業者。
3. ディスクの複製後、論理復旧後、リストを抽出する業者。

障害があるメディアから直接ファイルリストを作成する事は絶対にやってはいけない事です。

データ復旧前のファイルリスト作成作業が原因で、「最後の１回かも知れない復旧チャンス」を逃がしてしまう事になりますので。

リストを復旧前に提示する事は不可能

軽度の論理障害の一部は、障害メディアから直接ファイルリストが作成できる事もありますが、データ復旧店の勝手なコストダウンによりお客様の大切なデータが消失するリスクがあります。

物理障害が有れば、先ずその処置を施した後、論理復旧作業が完了した時点で初めてファイルリストが作成できるのです。

データ復旧作業開始前にファイルリストが提供されたのなら、ディスクの複製を作成せずに障害メディアから直接ファイルリストを作成された事になりますから、大変危険な行為です。

｢リストを見て[復旧する]か、[キャンセルする]かを選択できます｣という業者がありますが、本当でしょうか？！

「ファイルリストを閲覧後に、データ復旧作業を申し込むか、キャンセルするか、を指示して下さい」という業者がありますが、それは嘘です。リストが提供された時点でデータ復旧作業は既に完了しています。

見積金額に関係なく復旧を注文されるのならそれでも構いませんが、もっと重要な事は、｢安い価格で復旧できる１回のチャンス｣を逃してしまうかも知れないのです。結果待ちの2～4日も無駄でしょう。

低料金でのデータ復旧のチャンスは1回をご認識下さい。

リストだけで安心ですか？

｢ファイルリスト提供サービス」は、安心できるサービスでしょうか？

「リスト」とは、｢再利用が可能で100%正常なファイルのリスト」ではなく、「納品可能なファイルのリスト」です。つまり「破損していないファイル＋破損ファイル」のリストなのです。（業者により例外はあります）

そこで、申し込み時に申告頂きました[復旧希望フォルダ]や[復旧希望ファイル]については、目視でオープンテストを行いご報告させて頂きます。但し最大10ファイルで且つ一般的な拡張子限定です。

なお、当店では閲覧を希望されない方のデータを勝手に閲覧する事はありません。

また、独自の追加サービスとして、全ファイルの整合性テストを行う事ができます。

このサービスの組み合わせで初めて安心して頂けるのではないでしょうか？

ファイルの整合性チェックリスト提供

JPG画像を復旧依頼の場合、ファイル別の整合性をご提供します。

ファイル整合性判定中
	JPGファイルの整合性をチェック中の作業中画像です。 ファイルが開けるかどうかの目安となります。 jpg画像は詳細な情報を提供可能で、 目視によるリクエストは20枚まで対応します
ファイルの整合性判定結果
	JPG画像が正常に開けるどうかチェックを行い判定結果を提供します 最大10,000枚対応可

JPG画像破損の有無

JPG画像だけを復旧依頼の場合、破損の状態をご提供します。

ファイル別破損率
	JPG画像は、ファイル別の復元率を最大500枚迄ご提供できます。

一般的ではない拡張子のファイルは、最上位フォルダからファイル.拡張子のフルパスをリクエストして頂ければ最大10ファイルを目視で開いてご報告できます。

ファイル別復元可否を提示

復旧済のファイルが開けるかどうか（破損していないかどうか）は報告されないのが一般的なデータ復旧サービスです。

[データ復旧サービス]では、基本的にファイルの再利用を保証しないサービスとされています。破損していれば開けなかったり文字化けします。

そうは言っても、ユーザー様はファイルの再利用が目的で依頼されるのですから、復旧を希望されているファルが開けるか、開けないかが重要だと思い独自のプログラムを開発しました。

データ復旧の全業者は、復旧後のファイルを個別に動作確認する業者は１社もありません。

当店では、納品可能な全ファイルの整合性リストを無料で提供しています。但し10,000ファイル迄とします。リストの中から1個のフォルダ名を指定して頂ければ対応できる場合が多いです。

• 目視による破損の有無と機械による整合性結果は異なる事があります。
• データ容量が0サイズは[Good]判定でも開けません。
• 一般的な定番の拡張子が対象です。
• 表示様式は予告なく変更します。
• 以上の通り、詳細リストを提供しますので、ファイルのオープンテストのリクエストは不要となります。

復旧後のファイルを開こうとした場合「ファイルが破損しており開けません」とエラー表示になっていますが、多くが開けますので試して見て下さい。OKをクリックすると下のメッセージ画面が表示されます。

「開いて修復」の機能を実行すると、文章の内容を復元できる事があります。

ファイルの動作テストが可能な拡張子

データ復旧成功の定義は業者により様々です。当店ではクレーム防止の目的で【重要ファイルのオープンテストサービス】を提供しています。

納品可能ファイルリストはスマホでもPCでも定番のブラウザで閲覧できます。

テキスト形式のリストをzipで圧縮して送信する事も可能です。
目視オープンテスト可能なファイル数は最大10個とさせて頂きます。
動画はファイルの先頭から5秒間を最大10ファイルとなります。

目視でのファイルオープンテストで開けた場合復旧成功が確定し納品となりますからお客様都合のキャンセルはできません。

お申し込み時に契約内容｢復旧成功の条件｣を満たした場合、データ納品となります。

整合性の判定区分

・リクエストがあれば、軽度～重度までダメージの有無に関係なく、一般的な拡張子の整合性を提供していますが判定精度は100%ではありません。Apple製iPhone独自画像/illustlator/一太郎/pdf/CADの一部形式は正確ではありません。

・軽度～中度の場合、[正常/破損/不良]の判定精度は99%を目指しております。一般的な拡張子（以降に記載）が対象です。目視と整合性の機械チェックは一致しない事がありますので保証しません。目視が正しいとは限りません。

整合性のご報告用ファイル形式はcsvです。

• xlsx  (MicroSoft Excel Ver.2007～）表計算
• xls（MicroSoft Excel～Ver.2003）簡易（2006年迄の形式）
• docx（MicroSoft Word Ver.2007～）文書作成
• doc（MicroSoft Word～Ver.2003）簡易（2006年迄の形式）
• pptx（MicroSoft PowerPoint Ver.2007～）プレゼンテーション
• ppt（MicroSoft PowerPoint ～Ver.2003）簡易（2006年迄の形式）
• pdf  (PDFイメージ) Adbe
• jpg  画像世界標準（iPhone除く）
• jpeg    iPhone（クラウドに同期されていますので破損がよくあります）
• png　ホームページ用画像
• mts    家庭用ビデオカメラ（SONY/Canon/Panasonic）重度限定　ヘッダーのみ　目視でも対応
• m2ts  家庭用ビデオカメラ　重度限定　ヘッダーのみ　目視でも対応
• mp4    Androidスマホ等多くの動画標準　重度限定　ヘッダーのみ　目視でも対応
• mp3    音声/Music
• jww　JW-CAD　簡易　目視でも対応
• dxf　AutoCAD
• dwg　AutoCAD　簡易　目視でも対応
• txt　テキスト
• csv 　表形式
• ai    イラストレーター　簡易　目視で対応
• eps    イラストレーター　最近はaiが多い    簡易　目視でも対応
• CR2　キャノンRAW画像
• CR3　キャノンRAW画像　検証中
• CRW　キャノンRAW画像　検証中
• NEF　ニコンRAW画像　検証中
• NRW　ニコンRAW画像　検証中
• ARW　ソニーRAW画像　検証中
• SR2　ソニーRAW画像　検証中
• SRF　ソニーRAW画像　検証中
• RW2　パナソニックRAW画像

目視による整合性の確認が可能な拡張子

リストの中から最大10ファイルを選択可能

• jtd又は$td（一太郎）文書作成
• evo（DIALux）建築向けCAD
• xcf（GIMP：PhotoShopの代替でオープンソース）
• wav（先頭10秒間）
• visio
• mov    AppleのQuickTimeのWindows版は2009年でサポートを終了していますので当店でもサポート外とします。
• heic    iPhone専用でWindowsでサポート外とされていますから当店でも納品対象ですがサポート外とします。
• hevc    同上

jpg画像の整合性判定について

以下の場合、誤判定をする可能性があります。

• 明るさが暗い画像
• 白/黒/灰色の面積が多い画像
• イラストを撮影した画像
• 書類を撮影された画像
• 160×160の小アイコン
• 編集ソフトで編集された画像
• 被写界深度ぼかし画像

リストのcsvが文字化けする場合

リストで提供可能な情報

• フォルダ名
• ファイル名
• 拡張子
• フォルダ名迄のパス
• データ量
• 更新日

閲覧に利用するソフト

• Microsoft EDGE Windows版
• Google Crome Windows版
• FireFox Windows版

よくある既知の問題点

追加で復旧の可否判定をcsv形式でご報告させて頂く場合がありますが、表計算ソフトの種類やバージョンにより日本語が文字化けする方があります。原因は文字コードの違いです。UTF-8を選択して下さい。文字化けする方の多くがUTF-8以外（例えばJISやUTF-8 BOM付）を選択されています。また、カンマの有無設定では[有]にチェックを入れて下さい。MACでの再生はサポート外となります。

Excelで日本語が文字化けする場合の対処

ファイルをクリックせず、先ずExcelを起動して下さい。[データ]—>[テキストを読む]—>文字コードの選択欄で[UTF-8]を選択し、[カンマ]にチェックを入れます。以上で文字化けが解決したと思います。

csv形式のリストを閲覧する方法

csvファイルは[Microsoft Excel]や、[Open Office Calc]や、[Libre Office Calc]などの表計算ソフトを利用すると閲覧できます。
[Libre Office Calc]の場合、文字コードが[UTF-8]ですから問題なく閲覧できます。
Excel 2007の場合、文字コードが様々です。文字化けする場合の原因は文字コードの設定違いです。
[UTF-8]である事をご確認ください。[米国]や[Windows]になっていると文字化けします。

[csv形式]を[ブラウザ]に関連付けされている場合は閲覧できませんので[表計算ソフト]に変更してください。

参考資料：マジックナンバー

整合性のチェックには様々な方法がありますが、以下の拡張子は判定が困難なため、ファイルの先頭16bitを参考にしています。その他複数のチェックを組み合わせしています。