クローンサービスとは
HDDやSSDを丸ごとコピーする作業を「クローンサービス」といいます。
セクター(OSが管理する最小単位の事)コピーとも言います。
クローンディスクの用途
ディスク容量不足となった場合、OSの再インストールをせずに、大容量のHDDへ移行できる。
クローン元がOS起動できていれば、クローン先も起動できます。
クローン元のディスクに不良セクターがあればクローン先のセクターには「ゼロ」を書き込みジャンプします。
クローン先のディスクに不良セクターがあればコピーを停止します。
容量が大きなディスクから小さな容量にはクローンできません。1セクターでも小さいと開始できません。
1セクターが512kbバイトのディスクから4096バイト(4クロセクターと呼ばれています)のディスクにクローンした場合、クローンは可能ですが、正確なコピーではありません。4096バイトから512バイトへのコピーでも同様です。
正常に起動できる状態のディスクを作成後にクローンして保管すれば、クローン元のディスクが故障した場合にいつでもクローンディスクと入れ替えができます。
状態を確保しておきたい場合に利用できます。
クローン作業料金表
データ量は全く関係ありません。
円
ディスク容量 | 料金 |
500GB | 7,000 |
1TB | 10,000 |
2TB | 15,000 |
3TB | 19,000 |
4TB以上は1TB毎加算 | 3,000 |
免責1:クローン元と先のサイズ違い | 2,000 |
免責2:クローン先が不良セクター | 2,000 |
免責
クローン元ディスク内のデータは一切保証しません。ファイルコピーバックアップ後にお持ち込み下さい。
お客様でクローン先ディスクをご準備され持ち込まれた場合、クローン元と容量が一致しない場合がありますが、その場合調査手数料として2,000円を申し受けます。
ディスクに500GBと記載があっても500GBであるとは限りません。例えば490GBの場合500GBと表記されます。この場合、489.9GBのディにはクローンできません。
クローン元に論理障害がある場合、クローン先にも論理障害の状態でクローンされます。
クローン先に不良セクターがあった場合も2,000円の請求となります。
ファイルコピーとの違い
ファイルコピーはフォルダやファイルを選択してコピーする事です。
全てのファイルを選択してコピーした場合、論理コピーは可能ですが、物理コピーではないためデータ的にコピー元とコピー先が同じではありません。
イメージコピー
コピー元のデータをコピー先にコピーする事です。クローンと似ていますがクローンとは違います。拡張子は作成する機器により様々です。ディスク全体を1個のファイルにまとめる事もできますし、指定した容量毎に分割する事も可能です。
例えばAの機器で作成したイメージファイルはBというソフトでフォルダやファイルとして閲覧できます。