【修理】と【データ復旧】の違い?
「修理」と「データ復旧」は全く意味が違います。
パソコンデータ福岡へお問い合わせ頂く方の多くが[データ復旧]の事を[修理]と思われているようですし、注文される際にもよく「修理をお願いします」と言われます。
データ復旧を申し込まれた方の中には、[修理]を依頼すれば、データも戻る、と思われている方も一定数いらっしゃいます。
[修理]の定義とは、故障したパソコンが動作しない原因となったパーツを特定し新品パーツと交換し、必要に応じてソフトウェアをインストールしたり設定したりする事により、パソコンが正常に動作する状態にする作業です。殆どはパソコンメーカー又は契約済み下請け業者だけが行える作業です。一方、[データ復旧]とは、自分で作成・保存したデータ(フォルダやファイル)が読めなくなった場合に、新品のメディアにコピーしてファイルの再利用ができるようにする事です。パソコンメーカーは修理はされますがデータの復旧はされていません。
パソコンの修理業者は一般的にデータ復旧されていません。逆にデータ復旧業社は一般的にパソコンの修理はされていません。但しハードディスク交換はされている業者がまれにあります。兼業者は専門性に欠ける傾向があります。
診断・見積方法
:診断・見積りを依頼したいのですが、どうすればいいですか?
データ復旧料金について
データ復旧作業で、最後の1回の復旧チャンスを失うより、初期診断で仮復旧料金見積りを提示させて頂き、「注文」か「キャンセル」のご判断を頂く流れの方が、お互いに合理的、且つ安全だと考えています。
[例]ご予算が3万円代の方に、20万円の作業を完了させる理由は存在しないと考えます。ディスク全体のイメージを抽出後、ファイルシステムの再構築を行いますから、データ復旧成功後に、ファイルが選別できる状態となるのです。
[データ量により料金が安くなる]というのは障害がないメディアから新品のメディアへファイル移行する作業に限ります。つまりパソコンの設定業者さんや修理業者さんが行われている作業ですから、それはデータ復旧ではありません。ファイル移行ならSATA-USB変換ケーブルがあればユーザー様ご自身でも可能な作業です。 [一部のファイル]の選別納品を希望された場合、納品後にトラブルとなったり、再納品となる事が多いため、基本的には「納品可能な全てのファイル」の納品を強くお勧めしています。どうしても希望される場合は対応できますが免責事項である事をご承知おき下さい。オープンテスト(ファイルが開けるかどうかのテスト)も標準サービスで、10ファイル迄が無料です。
リストを閲覧頂いただけで判断されても構いませんし、ご心配な方はオープンテストのリクエストにも対応します。
データリストは、テキスト形式、又は、htm形式で提供しています。
テキスト形式はテキストエディタで閲覧する物です。メモ帳でも見れる事がありますが動作が遅く不安定ですからお勧めしません。
html形式は、Google Cromeでの閲覧が標準ですがEdgeでも可能です。
なお、診断だけでデータリストを発行する方法は存在しません。診断だけでデータリストを提供できるかのような内容が某社のホームページに記載が在るようですが嘘・偽りです。
重度物理障害の場合、申し込み時にご申告済のファイル名がデータリストに存在しファイルが開けた場合が成功となります。申込み条件を満たした結果の場合、キャンセルはできません。
データリストだけで「正常なファイル」・「破損ファイル」の判定はできません。但し10ファイル迄なら手作業でファイルを開き、状態をご報告できます。
まずデータの質が違います。納品可能なフォルダ数、ファイル数、データ容量、ファイルのオープン率、正しいツリー構造が復元できない業者が多いようです。
重度論理障害や物理障害からのデータ復旧は、よく「復旧不可」として返却されています。
理由は多くの障害に対応可能なデータ復旧設備を所有されていない事、データ復旧の知識や経験に乏しい事です。
多くの業者が「軽度障害」と判定するメディアを「重度障害」と判定する業者が該当します。
[アク〇〇業者]とは、データ復旧料金が超高額である点は[ボッタ〇〇業者]と同じですが、開封が不要な軽度障害なのに勝手に開封したり、診断結果を騙したり、復旧不可能な状態に壊す業者の事です。ホームページでは[出張料が無料]、[納品用ハードディスクをプレゼント]、[データ復旧料が無料キャンペーン]、等」誇大広告で誘導し、実際には超高額な見積りを提示する業者の事です。
「・・・が無料!」の広告を信用して無料診断を申し込みされますと、[1回限りの復旧チャンス]を逃がしてしまう事となります。
このような業者は、重要なデータが消失した事で精神的に混乱されているお客様の足元を見て、高額な見積りを提示してきます。
電話では「5,500円~」というような子供騙しの低価格で誘導し、無料宅配便を手配し、実際には80万円を請求されます。(某福岡の会社)
誤解のないように書きますが88万円を提示する業者全てがアクトク業者という意味ではありません。
1台に33万円以上を提示する業者はアクト〇業者が可能性がある、という意味です。
キャンセルを申し出ると一気に半額の44万円に値下げしたり、返却まで何日間もかかったり、さらに問題なのは、元の状態では戻ってこない点です。断ってもしつこく電話をかけてきます。これがアクト〇業者です。
では、見分け方は?。
一般的には以降の点が基準になるようです。但し全ての業者が該当するかどうかは読まれる方が判断されて下さい。
「個人向け電話番号」と「法人向け電話番号」を区別している業者も価格が高額となる可能性があります。
「お急ぎの方」専用の電話番号を掲示している業者も・・・。
出張料が無料、引き取り時の運送料も無料、等、何でも無料の業者も・・・。
「初期診断が通常は有料だけどホームページを見た」、と言えば無料になる」等・・・。
メディアの種類、メディア容量、インターフェースの種類、フォーマット形式、障害に気がつかれた日時、障害発生の前後にされた事、修理歴の有無、修復歴の有無、データ復旧歴の有無、その他を詳細にご申告頂ければ推測でご案内させて頂きますが、あくまで目安となります。
論理障害か物理障害かが重要ですが一般の方が判定されるのは不可能です。
一律料金にできれば解決する問題ですが、データ復旧料金には上下10数倍の開きがありますので、現実的ではありません。
お電話で料金を確定している業者は、「悪〇業者」「ボッタ〇〇業者」「定額制の業者」「軽度障害の復旧業者」のいずれかです。
「ファイル名が1個でもご報告できたら復旧成功」なのか?。「ファイル名が1個でもご報告でき、正常に開けたら成功」なのか?。「ファイル名が10個以上報告できたら復旧成功」なのか?。「復旧成功か復旧不可かの判定はユーザーが決める」のか?。「ユーザー様が復旧を希望されたファイルをオープンテストする」か?。ファイル別に正常に開けるかどうか報告する」?。「納品済後にユーザーが決める」か?。様々です。
そもそも「復旧成功」と「復旧不可」の定義も各業者様々です。
電話でその点を問い合わせしても回答できる業者はほぼありません。復旧業者の電話対応スタッフさんの多くが理解されていませんので。
この「成功報酬」の言葉自体が曖昧語なのです。
当店は、お客様のご希望内容に臨機応変に、合理的に受付させて頂きます。
他社の診断結果で物理障害の物が、当社の診断結果は論理障害で有る事も多いです。
某大手データ復旧専門店は持ち込まれるメディアを全て「重度」と判定されるようです。
ダメージの種類を大きく分けますと「論理障害」と「物理障害」があります。
一般的には「論理障害」はダメージが軽く、「物理障害」はダメージが大きいですが例外もあります。
「軽度」「中度」「重度」等、と分割されている業者もあります。
定義は様々です。業界で決まっている事ではなく、単純に比較はできません。
ご注意ですが、「超軽度の論理障害」を「重度の物理障害」と判定される某大手さんが有ります。検索上段部に「広告」と記載された一部の業者さんに騙されないよう要注意です。安価な復旧チャンスは1回ですから・・・
システムファイル破損の場合は最も軽症なので当店では1万円台でデータ救出が可能な場合もあります。
重度物理障害と判定される悪〇業者も存在します。
「容量が500GB未満で5000円~」という、まやかし価格で誘導される業者など要注意です。
お申し込み時には、Bitlockerの場合、[復号化キー]の提供が必要です。その他の暗号化ではパソコンも必要です。その他のパスワードが必要な暗号化もあります。
なお、暗号化の特性上、復号化キーの解読は不可能です。
但し重度障害を除きます。
診断料・見積料
納品用メディア代金
当店からご購入頂いた場合、5日間(重度の場合14日間)の初期不良は新品交換し、データも再書き込みが無料です。メーカー保証書が付属した機器は無料交換期間後はメーカー修理となりますがデータは消失します。メーカー保証書が付属していない機器は初期不良交換のみの対応です。
メーカー製の化粧箱に入った状態の新品未使用品で保証期間が1ケ月以上残っている物に限ります。
クイックフォーマットできる事を確認後にデータの書き込みを行いますので、データは全て消失します。
お持ち込みされたメディアが新品であっても初期不良は一定率発生します。故障と判定した場合はメーカーへご相談されて下さい。代行は致しません。
再納品手数料は納品日を含み5日間が無料ですが、送料はお客様負担となります。
送料
「キャンセル」や「復旧不可」の場合は、送料着払で返却させて頂きます。
着払いで送られた場合は受け取りできません。
ご予約がない場合も受け取りできません。
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合い見積り
何故? 壊れかけのメディアは通電すればする程状態は悪化します。安価な復旧見積りチャンスは1回の事が多く、その最後の1回を逃す事になるのです。
ある業者が行ったデータ復旧見積作業によりメモリーはダメージを受け復旧不可の原因となる事もよくあります。
データ復旧見積りは、他業種のように机の上だけでコスト計算できる作業でもありません。
「復旧の可否」「見積金額」「納期」はデータ復旧作業全工程がほぼ終わった後に確定できるのです。
ファイルリスト(データリスト)
データ復旧作業前にファイルリストを作成できる業者は絶対に存在しません。
ファイルリストを送信された時点でデータ復旧作業は既に完了しています。
もし、データ復旧作業前にファイルリストが作成可能なら、障害が超軽かった事になります。
「データ復旧サービス」では、ファイルが開けるかどうか(再利用できるかどうか)、文字化けしないかどうか、は関係ないのです。再利用できる可能性はあります。その率は様々なので一概に言えません。再利用が可能かどうかの動作テストをオープンテストと呼び、当店では無料のサービスとして「10ファイル」をお受けできます。復旧済みファイルの状態をご判断頂く材料としてご提供しているサービスです。
復旧を希望されていたファイルが再利用できない場合は無料でキャンセルできます。
なお、ファイルリストの使い方についてのレッスンは行っていません。パソコン教室で習得されて下さい。
データ復旧の可否
特に重要なフォルダやファイルがある場合は、お申込み時にファイル迄のパスをご申告して頂く必要があります。データ復旧成功後に、ご申告済みのファイルを開けるかどうかオープンテストを行う事ができます。ユーザー様から指定可能なファイル数は最大で10個となります。対象拡張子はファイルをクリックすれば開けるソフトに限ります。(例)ExcelやwordやJPG画像等。データベース(Accessやオラクル等)や特殊なファイルは、納品は可能でもオープンテストの対象外です。テスト済みの10ファイルは保証しますが、それ以外のファイルは保証しません。ファイルが開けるか開けないかはデータ復旧業者としては関係のないお話です。
しかしながら、開かないファイル(再利用できないファイル)に復旧料金を払いたくないお気持ちも理解できますから、お申し込み時に、個別にご相談下さい。
完全フォーマットやファイル削除により復旧できないレベルに破損させるカメラも増えています。
復旧不可と判定されたデータ復旧業者の診断結果報告書をお持ちでしたら、お申し込み時にご持参下さい。
障害発生後は「現状維持」が基本です。お客様ご自身で復旧作業をされたり、パソコン販売店などに復旧を依頼された場合、大切な画像データが壊れてしまう事があります。
何もせずにご相談される事が最も重要です。
多くの方が既に「障害が発生後にしてはいけない事」を実行されています。上書きや修復など。
何を分母にして、何を分子にするか「復旧率」の定義が記載されていません。根拠も記載がありません。
仮に90%のセクターからイメージデータが回収できたとしても、70%のファイルが再利用可能とは限りません。
お客様が必要なファイルが10ファイル中の3ファイルしか開けなければ復旧率は30%という解釈もできます。
その逆に30%のセクターのデータしか回収できなくても10ファイル中10個が開ければ100%の復旧率とも言えます。
そもそも復旧率の定義が様々なので比較はできません。
一般のパソコン販売店さんや設定業者さん及び修理屋さんでデータ救出されている状態は論理障害ですから復旧率は高くなります。
内蔵メモリーからのデータは復元していません。
内蔵メモリーカードからのデータ復旧は受付していません。
一時的に修理(データ復旧が目的なので継続利用はできません)できる事が多いですが千差万別なのでお約束はできません。
他社で復旧できない物でも復旧に成功しています。但し他社の修理歴、開封歴があるメモリーはオプション料金となります。
他社で「メモリーチップが死んでいます」と言われた物でも実際には死んでいなくデータ復旧できる事が多いです。
コントローラー(記録する際にあるアルゴリズム基づき制御しているIC)が壊れている事が多いですがその場合、マイクロチップ(お客様