外付けハードディスク

USB接続ハードディスク

論理障害と物理障害の場合、復旧作業料金はパソコン内臓ハードディスクと同額です。

データ復旧価格はフォーマット形式やハードディスクの台数構成等により異なります。
NTFSでフォーマットされたハードディスクはWindows用で標準的な価格です。
HFS+でフォーマットされたハードディスクはMAC専用なので割高となります。その理由は作業工数が増えるためです。
10年程前迄はFAT32でフォーマットされたハードディスクが多く持ち込まれましたがWindowsとMACの両方で利用できました。現在はFAT32の欠点が改善された仕様となるexFATが兼用として利用できます。

USB端子に接続するハードディスクで、規格の違いによりUSB2.0とUSB3.0とUSB3.1があり、最大転送速度と最大電流が異なります。
2018年4月現在は2.0は販売されなくなり、殆どが3.0となっており、3.1が増えつつあります。
USB2.0の機器のUSB端子からは500mA以上は供給されませんので接続されるハードディスクによっては不安定となるモデルがあります。
USBのバージョンによるデータ復旧料金の違いはありません。

「カチ・カチ」と異音を発する事があり故障と思いがちですが消費電力オーバーが原因の事もありUSB2.0端子から分岐ケーブルで電源供給してあげるか、若しくは電源供給可能なUSB-HUB経由で接続されると異音は出なくなるモデルがあります。

USB2.0のハードディスクはUSB2.0端子に接続する方が安定します。
USB3.0規格のハードディスクはUSB3.0規格の端子に接続しないと安定しません。

メーカー別の販売シェアは、1位がBuffalo、2位以降はIO-DATAとELECOMです。
ハードディスク本体はこの3社では設計も製造もされていません。

ハードディスク(HDD)容量についてですが、据え置き型は1TBの物が最小サイズ且つ最多で、2TBのモデルが増える傾向です。

据え置き型ハードディスクには3.5インチHDDが内蔵されていますが、シーゲイトの1TB以上は不良が多くデータ復旧率も悪いです。
特に酷いのはSeagate製の1TB以上のモデル(型番ST-1000DM001やST2000DM001等)は最悪です。
ウエスタンデジタルや東芝も大容量程不具合が多いですので2000TB以上はできるだけ使用されない事をお勧めします。

ポータブル型には2.5インチのハードディスクが内蔵されており、500GBの物が最小サイズで最多です。1TBのモデルが増える傾向です。特に故障が多かったり復旧率が悪いモデルはありませんが、容量の大きなサイズ程寿命が短く、復旧率も悪い傾向です。

必要以上に大容量のハードディスクを購入しないようにしましょう。ポータブル型なら500GB、据え置き型は1TBが最良です。
ハードディスク用ケースが販売されていますので500GBのハードディスクを組み込むのもお薦めですが多少割高となります。

東芝製の基板一体型

東芝製のUSB3.0接続ハードディスクは、写真画像のようなUSB3.0端子とハードディスクのPCB基板が一体化されたモデルがなぜか(製造コストが安いのでしょう)増えてきているようです。最近よく見かけるようになったハードディスク本体の型番はMQ01UBD100です。端子が基板と分離してしまったり通電しなくなる物が多いです。このような特殊なハードディスクは安価でのデータ復旧が不可能です。東芝製ケース入り型番HD-AC10TKは安価に販売されている販売店も多いようですが購入してはいけません。

東芝製ハードディスクMQ01UBD100表面東芝製ハードディスクMQ01UBD100裏面

WesternDijital製の基板一体型

ウエスタンデジタルのケースに入ったモデルは一体型のモデルが多いようです。このようなモデルは購入しないようにするしかないですね?しかし購入時にどこで見分けるかが難しいですね?
暗号化されているモデルが多いようですので安価でのデータ復旧は不可能です。

MARSHAL製は特殊

メーカー:MARSHAL、品名:UltraSlim、型番MAL2500SA-W54L2、はUSB3.0端子の強度が弱いようで、「壊れたが修理できないか?」という問い合わせが多いモデルです。
このような特殊なモデルでもデータ復旧できます。


USB接続部の破損

USB接続部破損の場合、旧ハードディスクから新ハードディスクへデータを移行する事で再利用が可能です。一般的なファイルシステム(NTFS/FAT32)の価格です。

他社様の場合、軽度論理障害の料金が適用されたり、軽度物理障害の料金が適用されるようなので当店より割高になるでしょう。

データ量 料金
~200G 12,000
~500G 14,000
~1T 16,000
~2T 18,000

i-Link接続ハードディスク

Appleがi-Linkという規格名で、SONYがIEEE1394という規格で販売していましたが最近はまれにしか持ち込まれなくなりました。特許料の件と転送速度の点でUSBとの競争に負けたという事でしょう。


LAN接続ハードディスク

ネットワークに接続する共有ハードディスクです。
接続端子は有線LAN端子を利用します。
フォーマット形式もOSがLinux系、データ領域はXFSが多く、旧型モデルはEXTもありました。
このフォーマットの違いによりデータ復旧料金はNTFSより割高となります。
理由は、正常なハードディスクであってもWindowsのパソコンやMACのパソコンにUSBケーブルで接続してもデータは見えないからです。

誤操作により削除されてしまったデータは「ゴミ箱」に入っています。もしゴミ箱に見当たらない場合はハードディスクの故障が原因であって誤操作によるファイルの削除ではありません。

Buffalo製は、LinkStation又はTeraStationというネーミングで、また、IO-DATA製は、LANDISKというネーミングで販売されています。

LAN転送速度は、100GHzの物と1000GHzの物があり、ネットワーク内を1000GHzに統一する事で速度のメリットがあります。


大容量HDDは危険

1TB未満の小・中容量HDDは軽度~中度の障害が殆どですが、2TB以上の大容量HDDは重度物理障害が極度に多い事く、現在のハードディスクの製造技術では実質限界は1TBだと思っています。復旧不可の判定となるモデルも2TB以上に集中しています。

なぜ?保存されているデータ容量は少ないユーザー様が、大容量のHDDを好んで購入されるか疑問です。


モデル別故障数ランキング

(2013年~2017年)

 

順位 型番
1位 ST2000DM001
2位 ST1000DM001

 


モデル別故障率ランキング

(2013年~2017年:データセンター統計抜粋)

順位 メーカー 容量 型番 不良率
1位 Seagate 1.5TB ST1500DL003 91
2位 Seagate 2.0TB ST320LT007 48
3位 Seagate 3.0TB ST3000DM001 27
4位 Seagate 1.5TB ST31500341AS 24
5位 Seagate 2.0TB ST32000542AS 10

 


容量別故障率ランキング

順位 容量
1位 8.0TB
2位 6.0TB
3位 5.0TB
4位 4.0TB
5位 3.0TB
6位 2.0TB
7位 1.5TB
8位 1.0TB
9位 750GB
10位 640GB
11位 500GB
12位 320GB
13位 250GB
14位 160GB