外付HDDデータ復旧
外付けのハードディスクが突然認識できなくなった。フォーマットしますか?と要求される。フォルダやファイルが文字化けしている。回転音がしなくなった。等のトラブル発生時のデータ復元作業をより安く、より早く復旧する業者です。
USB接続ハードディスク
データ復旧料金はHDD容量、フォーマット形式、ハードディスクの台数構成、ダメージ程度、ご希望納期により異なります。
ケース解体作業
HDD診断には、先ずケースの解体が必要です。
HDD容量増大に伴い比例して診断や復旧に時間がかかります。
福岡一格安料金をこのページに公開していますので「軽度の下限料金」に納得される方のみ無料診断の対象です。
データ復旧料金 論理障害
円(税込)
障害区分 | 論理 | 論理 |
ダメージ | 軽度 | 重度 |
特急初期診断料 | 2,200 | 2,200 |
通常初期診断料 | 0 | 0 |
下限価格 | 16,500 | 33,000 |
上限価格 | 22,000 | 44,000 |
・Windowsフォーマットに限ります。
・データ容量:個別契約
・復旧日数は最短当日ですが、お急ぎはオプションです。
・データ復旧は特性上「合い見積り」は契約が成立しません。返却と同時に見積りは無効となります。
・ご希望されたデータが軽度の下限料金で復旧できた場合、お客様都合のキャンセルができません。
・上書き保存されたHDDはデータ復旧率が低下しますので受付対象外です。
・正確な診断には外側のプラスチック筐体の解体(抉じ開け)が必須ですから同意が必要です。
・usersフォルダ内データを全て削除された場合は軽度ですが、一部のデータが突然消失したファイルを探す作業は重度となります。見えているデータはご自身でバックアップした上でお持ち込み下さい。
・USB端子折れは論理障害の料金です。
MACオプション
・MACで2016年以前(~Ver.10.12)はオプション11,000円
・MACで2017年以降(Ver10.13~)はオプション22,000円
・iPhoneのキャッシュデータは対象外
・暗号化は対象外
NASオプション
・HDDが1台構成モデル、データ量が1TB以上は1TB毎に11,000円加算。
データ復旧料金 物理障害
円(税込)
障害区分 | 物理 | 物理 |
程度 | 軽度 | 中度 |
通常初期診断料 | 0 | 0 |
特急初期診断料 | 2,200 | 2,200 |
下限価格 | 44,000 | 66,000 |
上限価格 | 66,000 | 99,000 |
軽度レベル
・フォーマット形式:Windows
・データ容量:300GB迄。
・HDD容量が大きい程、復旧に時間がかかります。データ量とは無関係
・軽度は主に不良セクター等。SMART情報が取得でき、イエロー判定
・プロ用デュプリケータでイメージデータが抽出できる状態。
・リードスピードが1MB/s未満の遅いHDDは軽度のダメージでも中度料金となる事があります。
中度レベル
・SMART情報の取得が取得不可、又は、不安定でレッド判定
・中度は開封しなくても復旧できるが日数を要する深刻な障害
・プロ用データ復旧装置でイメージが抽出できる状態。
・最大作業期間は60日間を想定しています。
・復旧を急がれる程、復旧品質(ファイルのオープン率)は低くなります。
・物理の納期は状態により大きく異なります。
・開封が必要な状態は見積りとなります。
・データ容量:300GB迄。
重度は、機械的・電気的な障害の内、ヘッド破損やプラッタ障害等、最高レベルの状態です。パーツ交換修理が含まれます。
床等に落下し衝撃が加わった場合は電源を入れないで下さい。入れると復旧できなくなります。
・復旧率は件ベースで70%台です。90%台と記載された業者の情報は嘘偽りです。
・落下や異音は復旧率が低いです。
・セクター回収率は99%以上が多いです。
・ファイルのオープン率は90%以上が多いです。
・プラッタの物理的な傷(ヘッドがプラッタに接触したまま回転を続けた)は復旧できません。
・料金の差はモデル及び希望納期によります。
・Seagate製のST-DMシリーズを除きます。このモデルの異音は復旧不可です。
・他社で診断歴があるHDDは割増となる事があります。
・修理や修復歴があれば2倍となります。
・データ量がどんなに多くても加算しません。
他社比較 データ復旧料金
・重度論理~軽度物理が案件全体の90%以上ですので、上のグラフはその範囲が対象です。
・納期は重度論理の普通納期(2日)、及び軽度物理の普通納期(4日)が該当します。
・データ量は外付けHDDの平均容量(1TB)の場合としました。
・料金は過去5年間に当店で調査した結果です。
軽度レベルについて
・フォルダ名が文字化けしていて開くとエラーが表示される。
・大手データ復旧専門業者の半額です。
・復旧料金は状態(作業の難易度/復旧に要する時間)により確定します。
・成功やキャンセルの条件は作業開始前に契約させて頂きます。
・上書きがなければ復旧率は99%以上です。
・ファイルを削除後、ソフトをダウンロードされたら復旧していません。
・ファイルを削除後、ソフトをインストールされたら復旧していません。
・ファイルを削除後、1時間以上通電されたら復旧していません。
・納期は最短30分(最長はHDD容量とデータ量次第)です。
・データ復旧日数:1~2日
・復旧不可時は無料
・他社で修理歴の在る物は2,200円の有料診断となります。
・故障品の再組立料金は2,200円です。(組み立る理由がありません)
中度レベルについて
データ復旧専門業者向け高度復旧設備を利用します。
他社で【中度】や【重度】と判定されても、その判定が正しいとは限りません。
ちなみに当店の診断で【中度】と判定したハードディスクが某2社の診断では【重度】と判定される事が多いです。
他社の見積り価格にびっくり驚かれて当店に再申し込みされた時には「既に遅し」という事になる事がよくあります。前回の見積り後に持ち帰られた場合、一度キャンセルされた見積り価格は無効です。
軽度なのに「ヘッド交換が必要な重度障害」と嘘を言い高額を見積る大手復旧会社が存在しますので要注意です。
中度の場合、他社の無料作業で状態が悪化します。電源の入切回数は1~2回に留め、1分間以内の診断で見積り判定する事が重要です。
データ復旧ソフトは論理障害専用なので、物理には使用厳禁です。ダウンロードやインストールは論外です。スキャンする方式のため壊れかけのハードディスクに負荷をかけトドメを刺します。
中度なのにWindowsに付属のスキャンディスクなど実行されると最悪な結果となりますからデータの確保前にしてはいけません。福岡市内にもそのような事をする某社が存在します。
パソコンメーカーのサポートセンターに電話すると、診断ソフトの実行を誘導されますが、データ復旧とは目的が異なりますからデータの確保前にする事ではありません。
パソコン修理業者や設定業者やパソコン専門販売店には、デフラグやウイルススキャンを実行する素人スタッフが多数います。
データ復旧専門業者の一部には【初期診断】や【初期調査】と称して、見積価格を提示する前にファイルリストを提供後にデータを購入されるかキャンセルされるかを選択させる業者も有ります。
一見、ここ迄の作業が見積作業と思われるかも知れませんが、実はこの時点で既にデータ復旧作業は完了しています。
価格が判らないのに預けて帰るのが不安ではないですか?!
壊れかけのハードディスクがその診断・見積作業と称するデータ復旧作業で壊れてしまう事が有るのが物理障害です。
壊れなくても状態は悪化し復旧率は低下します。
悪化したハードディスクからのデータ復旧作業料金は高額となります。
つまり、ファイルリストがメール提供された時点でデータ復旧作業は既に完了しているのです。
初期診断や初期調査でファイルリストが作成できる事は絶対に有りません。
ファイルリストが提示されても、そのファイルが再利用できるリストではなく、ファイル名が復元できたにすぎません。開いて見て初めて正常ファイルか破損ファイルかが判ります。プレビュで画像をリストに添付される業者がありますが、ファイルが開くという照明にはなりません。
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主なトラブル症状
電源が入らない
まれにケース付属の基板や電源アダプタ不良もあります。又HDDの故障でケースの電源が入らない事があります。
回転音がしない
電源ランプは点灯しているが回転音が聞こえず無音の事があります。軽度~重度と広範囲のため10分初期診断で確定します。
ドライブとして認識しない
最も多いトラブルです。論理~物理障害と様々なので10分初期診断で確定します。
ドライブが開けない
アクセスできません。というエラーメッセージでフォルダもファイルも見えない。
文字化けする
ファイルやフォルダ名が文字化けする事があります。論理~物理と様々です。
ファイルのコピーができない
ファイルのコピーができなくなる事があります。多くはリードエラーや不良セクタです。
突然フォルダが消えた
削除していないのに突然勝手にフォルダが消える事があります。10分間初期診断で切り分けします。
フォーマットしますか?
パソコン修理業者の多くのホームページには論理障害と記載がありますが、実際にはこの症状だけで判定できません。物理障害の事も良くあります。
ファイルが開かない
ハードディスクの物理、又は、ファイルシステムの論理です。10分間の初期診断後、仮見積りに了解頂ければ1日お預かりしデータ復旧を試みます。
ファイルを削除した
ファイルを削除後、何もされていなければ復旧できます。デフラグや修復を実行されるとデータ復旧できなくなります。直ぐに電源を切ってご相談下さい。
フォーマットした
クイックフォーマット(通常はこちらです)に限り、上書きとなっていない場所のデータは復旧できます。仮のフォルダ名となる事があります。完全フォーマットされたら復旧できません。
フォーマット後に書き込んだ
データ復旧は魔法ではありません。正確な情報が無いと復旧できませんから、多量上書きされたらデータ復旧の受付をお断りしています。OSリカバリーにより上書きされ破損してしまったファイルはどのような技術を持っても再利用できません。なお、作業開始後のキャンセルはできません。
フォーマット形式の違い
Windowsパソコン専用はNTFSでフォーマットされていますので標準料金です。
MAC専用はHFS+又はAPFSでフォーマットされていますので割高となります。
WindowsとMAC兼用のフォーマットがあります。10年程前迄はFAT32でフォーマットされたハードディスクが多く持ち込まれましたが現在はFAT32の欠点が改善された仕様となるexFATが兼用としてよく利用されています。
接続端子の規格の違い
USB端子に接続するハードディスクで、規格の違いによりUSB2.0とUSB3.0とUSB3.1があり、最大転送速度と最大電流が異なります。
2018年4月現在は2.0は販売されなくなり、殆どが3.0となっており、3.1が増える傾向です。
USB2.0の機器のUSB端子からは500mA以上は供給されませんので接続されるハードディスクによっては動作が不安定となります。
USB2.0のハードディスクはUSB2.0端子に接続する方が安定します。
USB3.0のハードディスクはUSB3.0端子に接続しないと安定しません。
USBのバージョンによるデータ復旧料金の違いはありません。
「カチ・カチ」と異音を発する事があり故障と思いがちですが消費電力オーバーが原因の事もありUSB2.0端子から分岐ケーブルで電源供給してあげるか、若しくは電源供給可能なUSB-HUB経由で接続されると異音は出なくなるモデルがあります。(長時間異音が発生する場合、故障の原因となりますからご注意下さい)
・プラッタが破損しているHDDはヘッド交換しても復旧できません。
・ヘッド交換で復旧できた場合、大手データ復旧専門業者の半額~1/4です。
・他社で基板交換やヘッド交換歴がある場合2倍料金となります。
・容量3TB以上のモデルは見積。
・SeagateのST-#000DM001(#が1/2/3等)で異音(カチン・ザー、カチン・ザー、その後回転が停止)がしていれば復旧不可です。このモデルに限り個人様のみ納期催促無の条件で受付できる事があります。
・WesternDijitalのWD20Eシリーズ(WD30Eシリーズも同じ)は、速度が超遅いです。
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データ復旧不可の例
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データ復旧の受付ができないHDD
他のデータ復旧専門業者で重度物理と判定され、以下の項目に該当する場合、受付ができません。
- 他社でヘッドや基盤を交換した。
- 他社でプラッタ移植をした。
- 「ザーザー」音がしている。
- 「カッチン」音と「ザー」音の繰り返し。
- 自分で金属のカバーを開封してみた。
- 裏面の基盤を交換してみた。
- 表面のラベル(メーカー名や型番や製造番号が記載あり)を剥がした。
- ケースに「WD」という文字が記載されている。暗号化機能付きWesternDijitalです。
最近のデータ復旧事情
大容量化傾向
・データ復旧業を始めた頃の外付けHDD容量は120GB未満が多かったのですが、最近では1TB~2TBが殆どです。中には4TBも持ち込まれるようになりました。
データ復旧の作業時間はHDD容量に依存しますからファイル数やファイル容量には殆ど関係ありません。
データ復旧開始からデータリストを提供する迄の時間が昔の十倍以上にもなってきました。
よって、無料作業のコストが経営を圧迫する理由となっております。
データ復旧料金を押し上げている理由の一つです。
無条件キャンセルを継続すればする程、キャンセルされずにご注文頂く方に実質負担がかかる傾向にあります。
この傾向は決してお互いに良い事ではありません。今後はご注文される方の料金を可能な限り安価にし、キャンセルされる方へは解体・再組立オプションを請求させて頂く方向です。
解体が困難なモデルの増加
・薄型のモバイルの増加に伴いHDD取り出し蓋がないモデルも増えています。現在では日本のPCメーカーは殆ど撤退しており、海外のメーカーに淘汰されました。海外メーカーのPCは工場の組立コストが安いように作られているのがその理由ですが、解体や再組立を想定されていない設計が増えた事にデータ復旧業者は困っています。
データ復旧料金を押し上げている理由の一つです。
セキュリティでロックされている
・解体が困難なPCの場合、CDやUSBメモリーからの起動を試みますが、HDD以外から起動できないようにロックされているモデルが増えています。セキュアブート+レガシーを設定しただけでは起動できないPCも増えています。設定個所の手順も統一されていません。
MARSHAL UltraSlimの復旧
メーカー:MARSHAL 品名:UltraSlim 型番MAL2500SA-W54L2
MARSHAL UltraSlim MAL2500SA-W54L2の表面
インターフェースは特殊な10ピン(電源+信号)
MARSHAL(マーシャル)のハードディスクの内、USB接続のケースに入ったモデルが販売されていましたが、コネクタが壊れやすいトラブルがあります。
ケースを解体してみますとハードディスクの型番は「MAL2500SA-W54L2」と記載されています。
箱に記載された型番は「MAL2500L2EX3/BK」です。
製造メーカー名は表記されていません。
ケースにもハードディスクの型番は表記されていません。
SATAと記載されていますが一般のSATAとは形状が異なり互換性がありません。
2017年現在には既に販売完了となっているため同モデルを購入して部品を調達する事は不可能だそうです。(販売店10社へ注文した結果)
当店ではこのモデル(MAL2500SA-W54L2)のデータ復旧もお受けしています。SATA特殊インターフェースのピンは10ピンです。(画像参照)
USBコネクタ以外の障害が無い事が条件です。
障害が有るか無いかは、ご来店時10分間初期診断でご案内させて頂きます。
バックアップが必要な方はこの料金は適用外となります。
お客様からの申告が「USB端子破損」であっても、診断の結果が別の障害であれば適用外となります。
納品後のトラブル防止のためフォルダやファイルの選別はできません。全てのファイルを移行します。
USB端子破損のデータ移行料
・対象モデル:MAL2500SA-W54L2
(税込)
データ容量 | データ移行料 |
~100GB | 20,000 |
~200GB | 22,000 |
~300GB | 24,000 |
~400GB | 26,000 |
~500GB | 28,000 |
SCSIデータ移行
SCSIインターフェースをお知らせください | データ移行料 |
データ量に関係なく | 5,500円 |
東芝製のハイブリッド型
東芝製のハイブリッド型(SSD+HDD)で重度の物理は未対応です。
型番:MQ02ABD100H
WesternDijital製の基板一体型
ウエスタンデジタルのケースに入ったモデル(My Passport)はデータ復旧できないように暗号化されています。又はコストダウンの理由により基盤一体型です。このようなモデルはデータ復旧できないか超高額となりますから、購入しないようにしましょう。HDDメーカー以外のメーカーを購入するのが、このような被害に遭遇しにくいです。
i-Link接続ハードディスク
Appleがi-Linkという規格名で、SONYがIEEE1394という規格で販売していましたが最近はまれにしか持ち込まれなくなりました。特許料の件と転送速度の点でUSBとの競争に負けたという事でしょう。
LAN接続ハードディスク
ネットワークに接続する共有ハードディスクです。
接続端子は有線LAN端子を利用します。
フォーマット形式もOSがLinux系、データ領域はXFSが多く、旧型モデルはEXTもありました。
このフォーマットの違いによりデータ復旧料金はNTFSより割高となります。
理由は、正常なハードディスクであってもWindowsのパソコンやMACのパソコンにUSBケーブルで接続してもデータは見えないからです。
誤操作により削除されてしまったデータは「ゴミ箱」に入っています。もしゴミ箱に見当たらない場合はハードディスクの故障が原因であって誤操作によるファイルの削除ではありません。
Buffalo製は、LinkStation又はTeraStationというネーミングで、また、IO-DATA製は、LANDISKというネーミングで販売されています。
LAN転送速度は、100GHzの物と1000GHzの物があり、ネットワーク内を1000GHzに統一する事で速度のメリットがあります。
WesternDijitalのHDD
型番 | MTBF | 保証 | 回転数 | 耐衝撃 |
WD20EZAZ等BLUE | 2年 | 5400 | 30/65/350 | |
WD20EFAX等RED | 10万時間 | 3年 | 5400 | 30/65/250 |
WD20EURX | – | 3年 | – | 30/65/250 |
WD2005FBYZ等GOLD | 200万時間 | 5年 | 7200 | 65/65/300 |
データ復旧迄の日数
日数
HDD容量別の復旧日数 | ||||
秒速↓ | 500GB | 1TB | 2TB | 3TB |
500k | 12 | 20 | 40 | 60 |
1M | 6 | 10 | 20 | 30 |
2M | 3 | 5 | 10 | 15 |
4M | 1.5 | 2.5 | 5 | 8 |
8M | 1 | 1.5 | 2.5 | 4 |
16M | 1 | 1 | 1 | 2 |
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外付けハードディスクのデータ復旧事例
Windowsのパソコンで認識しない
【ユーザー様】大野城市のパソコン修理業者様
【ご希望内容】重要なEXCELデータが約100ファイルありLinuc-PCで認識したので20ファイルコピーした後フリーズした。その後ドライブを認識しなくなったので残りの80ファイルを復旧して欲しい。
【初期診断結果】軽度の物理障害。ヘッドとプラッタ障害。
【作業内容】データ復旧装置によりHDD全体のイメージを逆方向から抽出。1回目はブロックサイズ256セクターのジャンプ100万セクターで回収。2回目はブロックサイズ128セクターのジャンプ10万セクターで回収。3回目はブロックサイズ64セクターのジャンプ1万セクターで回収。4回目は32セクターのジャンプ1000セクター。5回目は16セクターのジャンプ100セクター。6回目は8セクターのジャンプ10セクター。7回目は1セクターのジャンプ1。回収率は99%。解析後のデータを80ファイルのオープンテストで80ファイルオープンできる事を確認しました。
「フォーマットしますか?」とエラー表示される
【ユーザー様】福岡市東区の大学様
【初期診断結果】[コントロールパネル]の[コンピュータの管理]の[ディスクの管理]で外付けハードディスクは認識できているが、情報欄に[NTFS]の文字が無く、RAWと表示されている。
【作業内容】データ復旧装置によりHDD全体のイメージを逆方向から抽出。1回目はブロックサイズ256セクターのジャンプ100万セクターで回収。2回目はブロックサイズ128セクターのジャンプ10万セクターで回収。3回目はブロックサイズ64セクターのジャンプ1万セクターで回収。4回目は32セクターのジャンプ1000セクター。5回目は16セクターのジャンプ100セクター。6回目は8セクターのジャンプ10セクター。7回目は1セクターのジャンプ1。回収率は99%。解析後サンプリングオープンテストを実施し、100ファイルの内99ファイルが正常に開ける事を確認しました。
マイコンピュタに外付けHDDが表示されない
【ユーザー様】福岡市西区の大学様
【初期診断結果】[コントロールパネル]の[コンピュータの管理]の[ディスクの管理]で外付けハードディスクは認識できているが、情報欄に[NTFS]や[RAW]の表示がなく、[初期化されていません]と表示されている。
【作業内容】データ復旧装置によりHDD全体のイメージを99%以上を回収。復旧装置によりNTFSの再構築を行い、結果100ファイルのオープンテストで99個のファイルが正常に開ける事を確認しました。
別のドライブを間違ってフォーマットしてしまった
【ユーザー様】福岡市博多区の自動車修理業者様
【ご希望内容】パソコンに外付けハードディスク(容量1TB)とUSBメモリー(容量32GB)を接続していましたが、ハードディスクをフォーマットするつまりがドライブを間違えてしまいフォーマットしてしまいました。1TBだったHDDが32GBになってしまった。フォーマット直前の状態に戻して欲しい。
【初期診断結果】論理障害。通常のファイル形式はWindows PCと同じくNTFS(USB2.0接続のHDDはまれにFAT32でフォーマットされているモデルもありますから一概に言えませんが・・・)ですがFAT32となってしまいました。記録日時もお客様が申告された日時に一致しています。HEX情報(16進数で表示される物でディスクのパーティション情報やフォーマット情報及びデータそのものが見える物)を閲覧してみますと、データは500GB程度残っている事が判りました。但し削除済データの量も含みます。
【作業内容】イメージデータ複写装置によりHDD全体のデータを別のHDDへ抽出。物理障害がないのでブロックサイズは4096セクターとしました。ちなみに物理障害があるHDDは32セクター~128セクターが基本ですが・・・。物理的な問題がないHDDは回収率が100%複写できます。当店の複写装置はコピー元のHDDとコピー先のHDDのデータ情報を最小単位で照合する事ができます。その後NTFSファイルシステムの再構築を実施し99.9%以上のデータ復元ができたと思います。
【参考資料】回収率とは物理セクターの回収率の事です。データ復旧サービスでは回収率100%が目標ですが100%のファイルが開ける(再利用ができる状態)とは限りません。これはデータ復旧技術とは関係ない事です。より忠実に復元しますので、例えば壊れていたファイルは壊れたまま(修復せず)納品させて頂きます。この点が一般のお客様には理解できない点のようです。
JPG画像ファイルはファイル毎に修復する事で全面積の画像が見えるようになります。動画ファイルもディスクのあちらこちらに分散して断片化した動画データをかき集めて繋ぎ合わせる事も(状態によっては)可能です。データ復旧サービスとは別のサービスとしてご注文頂いた場合に提供させて頂く物です。