SSDのデータ復旧

ハードディスクの代替メディアとしてSSDが搭載されているパソコンが増加しています。
2015年以降に販売された安価なSSDは、第3世代のSSDが多いです。
2019年から、さらに安価な第4世代モデルのSSDが販売されています。

安価なSSDに大切なデータを保存されるのは危険な事です。

SSDは速度が早いので起動用として利用されるのに向いていますがデータ保存には不向きです。

既に障害が発生してしまった方がこのページを閲覧されている可能性が高いと思いますが、重度物理障害が発生してしまったSSDは殆ど復旧ができないメディアです。

ハードディスクの場合は死ぬ前に不安定な動作となる事が多いので気づきやすいのですが、SSDの場合は突然死します。しかも短期間に死んでいます。


SSD 論理障害

  • システムファイル損傷
  • ファイルシステム損傷
  • ウイルス感染
  • MBRの損傷
  • パーティション削除直後
  • 劣化が軽い状態

インターフェース:SATA

復旧料金 HDDと同料金

データ移行(SSDが正常/一般的モデル)はデータ量300GBまで16,000円

特殊なパソコンの解体(パソコンからSSDを外に取り外す作業)は有料です。
超薄型パソコンやB5サイズモバイルパソコンは取り出し口が無いモデルが多いですので解体料金が必要です。
メディア取り外し蓋が無いモデル又は解体が困難なパソコン(PanasonicやMAC等)はオプション料金となります。


インターフェース:mSATA

  • 端子仕様:mSATA
  • 幅:29mm(型番の前2桁)
  • ピン数:8+18
  • 電圧:3.3V
  • 型番:THNSNF256GMCS 等
復旧料金 HDD料+5,000

SSDの取り外しが困難なパソコンの解体は有料の場合があります。
東芝はこのタイプが多いようです。


インターフェース:M.2 B-key

  • 端子仕様M.2(NGFF-B)
  • 幅:22mm(型番の前2桁)
  • ピン数:5+28
  • 欠ピン:12-19
  • インターフェース:PCIe×2  SATA
  • 電圧:3.3V
  • NGFF2230/2242/2260/2280(最多)
  • マザーボード:Socket 2
復旧料金 SATA HDD料+5,000
復旧料金 PCIe HDD料+10,000

薄型パソコン(Windows)はこの仕様(M.2-B/M)の料金となる事があります。

幅は「12 / 16 / 22 / 30mm」の4種類、長さは「16 / 26 / 30 / 38 / 42 / 60 / 80 / 110mm」

M.2 SSDの「B key」は「SATA接続」の物が多い。

速度は遅い物が多い。

低温の物が多い。


インターフェース:M.2 M-key

  • 端子仕様M.2(NGFF-M)
  • 幅:22mm(型番の前2桁)
  • 欠ピン:59–66
  • インターフェース:PCIe×4  SATA
  • NGFF2230/2242/2260/2280(最多)
  • マザーボード:Socket 3
復旧料金 SATA HDD料+5,000
復旧料金 PCIe HDD料+10,000

M.2 SSDの「M key」は「PCIe」接続の物が多い。

速度が早い物が多い。

高熱の物が多い。


インターフェース:M.2 B+M-key

  • 端子仕様M.2(NGFF-B+M)
  • 欠ピン:
  • インターフェース:PCIe×4  SATA
  • マザーボード:Socket 2でも3でも対応
復旧料金 SATA HDD料+5,000
復旧料金 PCIe HDD料+10,000

インターフェース:Apple専用26PIN

  • ピン数:18+8
  • 対象モデル:2010~2011年 MAC Book A1369 / A1370
復旧料金 パスワード無しの方のみ見積り

  • ピン数:18+8
  • 対象モデル:2012年 MAC Book A1465/A1466

解体料:見積り

復旧料金 パスワード無しの方のみ見積り

インターフェース:Apple専用28PIN

  • ピン数:16+12
  • 接続規格:PCIe
  • 対象モデル:2013年以降MAC Book A1502

解体料:見積り

復旧料金 パスワード無し方のみ見積り

SSD 重度障害

  • 物理的に壊れているSSDの多く。
  • コントローラー/基板等の故障。
  • メモリーチップ故障の場合は復旧不可です。(他業者も同様)
  • SSD専用復旧装置を利用します。
  • 以下は目安です。SSDの重度はHDDと異なる仕様につき見積りに日数を要します。
解体料 見積り
再組立料 見積り
初期診断料 無料
SSD重度調査費 1万円
~128GB 12万円~
~256GB 18万円~
~512GB 24万円~
~1TB 42万円~

SSDの基礎知識

SSD 最近ではハードディスクに替わる次世代のメディアとしてSSDが注目されており小型・薄型モバイルパソコンを中心に利用が拡大傾向です。
衝撃には強いですが・・・。
最近のSSDは寿命が短い。特に2015年以降発売されたモデル。
壊れると復旧は困難!
復旧出来てもHDDより割高となります。
仕様も統一されていなく多くの仕様が存在します。
いずれにしましてもハードディスクの様に簡単にデータ復旧ができない分、高額となります。
他社で「復旧できない」と判定されたSSDでも諦めずにご相談下さい。
  MAC Book ProやAirの2013年モデルに搭載されていたPCIeのSAMSUNG製SSD。
MACのSSDは何度も仕様が替わっています。マザーボードに直付のSSDはデータ復旧できません。

NAND型SSDの種類

メモリーチップには、NOR型とNAND型が存在します。
SSDには、NAND型が使用されています。
NAND型メモリーチップには以下の記録方式が存在します。

  • SLC(Single Lebel Cell)
  • MLC(Multi Level Cell)
  • TLC(Three Lebel Cell)
  • QLC(Quad Lebel Cell)

最小単位はセルとよばれるもので、SLCの場合は1セルに1bitが記録されます。
MLCは1セルに2bitが、TLCは3bitが、QLCは4bitが記憶されます。
4つの違いには以下の要素があります。

  • 読み書き速度
  • 信頼性
  • 価格
  • 速度の点では、SLC→MLC→TLC→QLC の順
  • 信頼性の点では、SLC→ MLC→TLC→QLC の順
  • 価格の点では、高い方から、SLC→MLC→TLC →QLCの順です

TLCやQLCのSSDはエラーが多い。
データ復旧時にはメモリーチップから直接データを読み出しますが、TLCの場合MLCに比較してエラーが多いのでデータ修復に超時間がかかります。ちなみに1GBあたり1時間以上かかる事が多くSSDの復旧作業時間の殆どはエラー修正時間です。
データ復旧業界の最近の傾向としてSSDのデータ復旧料金が高くなっていますがその理由は、エラーが非常に多いTLCタイプのNAND型メモリーを搭載した安価なモデルに人気があるからです。


SSDの寿命

使用回数(書き換え回数)はメーカーの企業秘密とされており各社公開されていませんが、設計上寿命回数はSLCが10万回、MLCが1万回、TLCが1000回、QLCが500回とされているそうです。

使用されずに保管されていた場合も劣化は進むそうですが、ちなみにSLCの設計寿命は10年、MLCは5年、TLCは3年、QLCは2年という意見があります。実使用での寿命はSLCが6年、MLCが3年、TLCが2年、QLCが1年のようです。

記録された時の温度と保存されている温度にも関係するそうです。
安価なSSDに長寿命を求めるほうに無理があるようです。

結論:大容量の割に安価なTLCやQLC仕様のSSDは寿命が短いので使用しないようにしましょう。速度が速いだけです。


ご注意

  • 超薄型パソコンでは特殊な取り付け方をされているSSDが有りキャビの解体が困難なモデルが多く存在します。ユーザー様ご自身では解体が無理なモデルは当店で代行させて頂く事があります。但しリスクを伴いますので同意が必要です。
  • SSDをポータブル用ケースから取り出すのにケースを解体する事があります。そのケースは再度利用できない事がありますが当店は一切の責任を負いません。
  • SATAインターフェース(ハードディスク標準仕様)を持たないSSDは料金が割高となります。
  • Appleは毎年端子の仕様を変更しており特殊仕様(規格外)の物が多いため汎用品と互換性が無くデータ復旧が困難ですが復旧はできる事があります。
  • SATA/mSATA/miniSATA/M.2/MAC専用2010年,2011年,2012年/2013年/2014年/2015年/PCI-Expressにも対応できます。
  • SONYの超薄型ノート型PCはSSD2個をRAID0で構築されたモデルがあります。データ保護の点からは危険なモデルですから使用されないようにしましょう。2台内蔵構成はRAID1に変更しましょう。

SSDの場合、解体に特殊な工具が必要なモデルが多く有ります。

そもそもSSDモデルは解体を想定されていません。

お客様都合のキャンセルは解体料兼再組立料金が必要なモデルが有ります。

iMACの2014年以降モデルは無料での解体は対応していません。

iMACの2014年以降モデルは元の状態での返却を保証していません。

MAC Bookの2016年以降モデルはSSDがマザーボード等の基盤に直付けされている事がありますが、物理障害ならデータ復旧できません。

データ復旧後に廃棄処分を希望される際は全モデルが解体料も廃棄処分料も無料です。


SSDの特徴

  • Windowsの起動時間もハードディスクと比較して半分。
    (機種により大差が有ります)
  • ショックを与えても故障しにくいのでノートパソコンに最適。
  • バッテリーの消費が少ないのでノートパソコンに最適。
  • 大きなファイルを少ない頻度で書き換える用途に向く。
  • 書き換え回数に限度がある。数千回~
  • 一時的に動作が停止する時がある。(モデルによる!?)

m.2 SSDのKey ID

インターフェース「M.2」 規格の名前ですが、Key ID が複数定義されています。ピンの位置及び対応しているインターフェースが異なります。

Key ID には 「A」~「M」の定義があり、M.2 SSD では 「B」と 「M」 が利用されます。

B-Keyは欠けピン場所が12-19、インターフェースはPCIe x2/SATA/USB 2.0/USB 3.0/HSIC/SSIC/Audio/UIM/12Cです。
M-Keyは欠けピン場所が59-66、インターフェースはPCIe x4/SATAとなります。早い。


m.2 SSDの情報まとめ

  • サイズは、幅22mm×長さ80mmの「Type 2280」が多い
  • SATA接続のSSDととPCIe接続のSSDがあり、「M.2 SSD(PCIe)」のほうが速い
  • PCIe接続のSSDにはAHCI対応とNVMe対応があり、「NVMe対応」のほうが速い
  • 主流のSSDはNVMe対応のM.2 SSD(PCIe)
  • PCIe接続のSSDは、SATA/PCIe両対応のスロットへ取り付ける
  • PCIe接続のSSDは、熱対策が必要
  • M.2のSSDとSATAのSSDは認識しないモデルがあるので注意

データ復旧対応モデル

MacBook Pro

2013年モデル

(型番)A1398 A1502 (ME864 ME865 ME866 ME293 ME294)

2014年モデル

(型番)A1502 A1398 (MGX72 MGX82 MGX92 MGXA2 MGXC2)

2015年モデル

(型番)A1502 A1398(MF839 MF840 MF841 MGXA2 MGXC2)

MacBook Air

2010~2011年モデル

(型番)A1369 A1370

2012年モデル

(型番)A1465 A1466 (MD223 MD224 MD231 MD232)

2013年~2014年モデル

(型番)A1465 A1466(MD711 MD712 MD760 MD761)

2015年モデル

(型番)A1465 A1466(MJVM2 MJVP2 MJVE2 MJVG2)


データ復旧可能なSSD型番

バッファロー
  • SHD-NSUM30G
  • SHD-NSUM60G
  • SHD-NSUM120G
  • SHD-NSUM32G
  • SHD-NSUM64G
  • SHD-NSUM128G
SAMSUNG
  • MCBQE32G5MPP-0VA
  • MCCOE64G5MPP-0VA
  • AMCAQE32G5APP-0X
  • AMCBOE32G8APR-0X
  • MZ-CPA25610A1
Transcend
  • TS8GSSD25-S
  • TS16GSSD25-S
  • TS32GSSD25-S
  • TS64GSSD25-S
  • TS8GSSD25S-S
  • TS16GSSD25S-S
  • TS32GSSD25S-S
  • TS64GSSD25S-S
  • TS32GSSD25-M
  • TS64GSSD25-M
  • TS128GSSD25-M
  • TS32GSSD25S-M
  • TS64GSSD25S-M
  • TS128GSSD25S-M
  • TS192GSSD25S-M
  • TS32GSSD18M-M
  • TS64GSSD18M-M
  • TS128GSSD18M-M
OCZ
  • OCZSSD2-2C30G
  • OCZSSD2-2C60G
  • OCZSSD2-2C120G
  • OCZSSD2-2C250G
  • OCZSSD2-1C32G
  • OCZSSD2-1C64G
  • OCZSSD2-1C128G
  • OCZSSD2-1VTX30G
  • OCZSSD2-1VTX60G
  • OCZSSD2-1VTX120G
  • OCZSSD2-1VTX250G
  • OCZSSD2-1APX60G
PhotoFast
  • PF18Z32GSSDIDE
  • PF25P32GSSDIDE
  • PF25P64GSSDIDE
  • PF25P128GSSDIDE
  • PF18Z32GSSDZIF
  • PF18Z64GSSDZIF
  • PF18Z32GSSDIDE
  • PF18Z64GSSDIDE
  • PF18T32G50SSDIDE
  • PF18T64G50SSDIDE
  • PF25S32GSSD
  • PF25S64GSSD
  • PF25S128GSSD