SSDのデータ復旧

M.2 PCIeタイプのSSD復旧装置を導入済

他社の診断で「開封が必要な重度の物理障害」と言われても諦めないで下さい。
当店では、M.2 PCIeのSSDでも開封しないでデータ復旧に成功したケースが多数あります。
開封しなくてもデータ復旧できれば、費用はかなり安価になるメリットがあります。


よくあるトラブル

  • SSD内臓パソコンの電源が入らない
  • Windows起動中メーカーのロゴで停止する
  • Windows起動中固まる(フリーズ)
  • 再起動を繰り返す
  • 修復が終わらない
  • ファイルが開けない
  • 文字化けする

無料診断の対象モデル

標準型SSDの写真

Windows OS搭載のノートパソコン(CDドライブ内臓、筐体サイズ35×23cm以上、画面サイズ14インチ以上)に内臓されたSATA接続の標準型SSDの多くが特急・無料診断見積りの対象です。

【例】裏蓋はねじ1本で固定されており、SSD(赤印がSSDのSATAインターフェースモデル)も1分以内に取り外せます。

HDD/SSD取り外し用の裏蓋がないモデルが増えています。そのようなモデルは裏蓋全体を取り外せるモデルも多いのですが無理やるに開けるタイプが多いため、プラスティック製の爪が破損しやすいモデルが多く、また、開けた際の傷が付く事が多いですのでユーザー様の免責事項である事をご了承下さい。


無料診断の対象外パソコン

Windows搭載の薄型モバイルの一部

裏蓋を開けてもSSDが見当たらない特殊モデルモバイルPC(CDドライブ無、サイズ30×20cm以下、画面12インチ前後以下、超薄型)に内臓のSSDは、SSD交換の場合の解体作業を想定されていない構造(ネジを回しただけでは蓋が開かないモデルか、又は、裏蓋以外にもマザーボード自体までを取り外さないといけないモデルが非常にまれにあります)のため、お預かりしての見積り作業となります。

マザーボードを取り外さないとSSDが取り外せないモデルは無料診断の対象外モデルとなります。(PCの際組み立てが不要なら無料診断対象です)お客様の承諾前に勝手な解体はしませんのでご安心下さい。

上の写真はモバイルの中でも珍しく、裏蓋を開けてもSSDが見当たらないモデル(東芝PG83)

マザーボード直付型SSDやMMCは復旧受付不可

マザーボード直付のSSDやMMC等のフラッシュメモリーは受付していません。Apple MACの一部、及び、MicroSoftのSurfaceの一部がこのタイプでした。

テレビ一体型パソコンの特殊性

TV内蔵のディスプレイ一体型PCの内蔵SSDはNECを除き解体が困難なモデルが多いです。強制的に抉じ開けるため外筐等に傷が入る事に了解を頂けない方の診断はできません。データ復旧できても、できなくても再組立てを要求された場合は有料作業となります。(データが大切かPCが大切かをご判断下さい)


ファイルを削除した

SSDはファイル削除後にパソコンを通電したままだと約20分後にはデータ復元ができなくなります。1秒でも早く電源を切って下さい。これはSSD特有の機能(Trim)が悪影響しています。HDDの場合はファイルを削除してもパソコンから見えなくなっただけでデータその物は残っていますが、SSDは時間の経過及び次回Windows起動時に完全抹消されます。

データ復旧業者の中には「復旧できます」と勝手な発言をされていますが、信用しない方が宜しいと思います。もし診断と称して電源を入れようとしたら、その業者に預けたらいけません。

ファイル削除後、データ復元ソフトをダウンロードしてはいけません。インストールまでしてしまったら最悪な結果となりデータ復元できなくなりますので諦めて下さい。既に1回の復旧チャンスを逃がしているのですから。

そもそも最近の第3世代(TCL)~第4世代(QLC)のSSDは読み出し速度が速いだけでHDDに比較して劣化が早く、不良ブロックも多く、突然増殖します。SSDのデータ復旧率は大幅に低いメディアです。何処の業者様も同じ状況で、これはSSDの宿命・仕様です。SSDは信頼性が非常に低いので信用しない方が宜しいと思います。

雑誌やネット情報では、長所ばかり書かれていますが、データ復旧業者からしますと嘘だらけ、又は、知らない素人の情報屋さんが書いてます。実際にはデータ復旧率が非常に悪いのがSSDです。SSDに大切なデータを保存したらいけません。HDDのRAID1/5/6/10が理想です。間違ってもRAID-0にしないように!


突然フォルダが消えた

SSDは「突然フォルダが消える」症状が非常に多数発生しています。このトラブルの場合、時間が経過していると多くが復旧できません。PC内臓SSDの場合、通電時間は20分が限度です。(容量や設定によります)
これはデータ読み出し速度の速さを最優先したSSDの宿命(仕様)です。

受付できない状態

  • ファイルを削除後、通電20分以上が経過したSSD内蔵PC。
  • ファイルを削除後、OSを再起動してしまったSSD内蔵PC。
  • ファイルを削除後、ファイルを保存してしまったSSD内蔵PC。
  • データ復元ソフトをダウンロードしてしまった。
  • データ復元ソフトをインストールしてしまった
  • OSを再インストールしてしまった。

解体・再組立料

特急見積 1日後見積
デスクトップ型
テレビ一体型 見積
ノート型
モバイル 見積
キーボードレス 受付不可
タブレット
スマホ

・SurfaceのSSDならデータ復旧できる可能性があります。マザーボード直結のフラッシュメモリーなら復旧不可です。

・SSD取り外し蓋がなく、且つ電源が入らない症状のPCは解体しないと復旧できるかどうか不明です。但し再組立てが不要な方は強制解体を試みますが、同意頂けない方は受付できません。この場合、お客様都合のキャンセル扱いとなり違約金2,000円です。


障害別の復旧料金

  • システムファイル損傷
  • ファイルシステム損傷
  • ウイルス感染
  • パーティション削除直後
  • クイックフォーマット直後
  • BitLockerで暗号化されており起動できない
  • コントローラー故障メモリーIC故障
  • SSDでファイル削除障害は成功報酬が条件でのデータ復旧はしていません。復旧率が悪いのでお勧めしません。
SSD容量 軽度 中度 重度1 重度2
物/論 論理 物理 物理 物理
512G 3万 5万 22万~ 26万
~1T 4万 7万 27万~ 32万
USB 0%
SATA 0%
M.2-SATA 5,000円
M.2-PCIe 5,000円
モバイルPC 見積
TV一体型PC
SSD診断料
交換蓋有
0円 無料
SSD診断料
交換蓋無や
電源入らず
解体オプション

5,000円

・SSDは規格統一されていなく多数の仕様が乱立しており互換性がありませんから調査に時間がかかります。

・モバイルPC(厚さ22mm未満)はDVDドライブが内臓していませんから時間がかかります。

・TV一体型PCは、再組み立てを要求される方の解体が困難なモデルが多いので時間がかかります。

・SSD取り出し口(蓋)が付いていないパソコンがあります。一般的にそのようなパソコンはデータ復旧を想定されていない設計なので、SSDを取り外さずに持ち込みされた場合、解体料がオプションとなる事があります。

・モバイル型Macのように2016年以降モデルはハードウェア暗号化により復旧不可能仕様です。

SSD容量 軽度(SSDに障害がない)
~512GB 2万円
~1TB 3万円
暗号化オプション 5,000円
解体オプション 5,000円
PCIeオプション 5,000円

MACはデータ復旧が困難

・Mac Airは2018年以降モデルはデータ復旧不可
・Mac Book Proは2016年以降モデルはデータ復旧不可
・MACは暗号化されているモデルが多い
・iPhoneが接続され同期されたMACは動作が遅い。
・MACの場合、フォルダ名文字数+ファイル名文字数がルール違反が多い。
・MACはWindowsより手間がかかりますから割増料金となります
・ファイル削除障害は復旧不可

mSATA
mSATA

MACシリーズと年式別対応表

タイプ 年式 復旧の可否
Mac Book Air 2017
2018 ✖SSD直付
2019 ✖SSD直付
2020以降 ✖SSD直付
Mac Book Pro 2015
2016以降 ✖SSD直付
2016/2017/TouchBar無13インチ
2018 ✖暗号
2019 ✖暗号
2020以降 ✖暗号
Mac Book 2009
2015以降 ✖SSD直付

・SSDがマザーボードに直付のため取り外せない、及び暗号化されています。

2015年以前のモデル別対応表

年式 復旧の可否 Apple専用
ピン数
接続
2010年 Apple専用6+12 SATA
2011年 Apple専用6+12 SATA
2012年 Apple専用18+8 SATA
2013年 Apple専用16+12 PCIe
2014年 Apple専用16+12 PCIe
2015年 Apple専用16+12 PCIe

Touch Bar搭載モデルは2016年から発売されましたがデータ復旧できない設計となっている問題があります。
2018年以降のTouch Bar搭載モデルは暗号化されているためマザーボードが壊れたらSSDが壊れていなくてもデータ復旧できない仕様です。


MACに内臓のSSD

SSDの場合、解体に特殊な工具が必要なモデルが多くあります。

お客様都合のキャンセルは解体料兼再組立料金が必要なモデルがあります。

iMACの2014年以降モデルは無料での解体は対応していません。

iMACの2014年以降モデルは元の状態(無傷や無破損)での返却を保証していません。

MAC Bookの2016年以降モデルはSSDがマザーボード等の基盤に直付けされている事が多く、電源が入らない症状ならデータ復旧できません。

Macモデル別 M.2 PCIe-SSD

Apple MacBook Pro
Mid 2015 15 MJLT2J/A PCIeSSD
15 MJLQ2J/A PCIeSSD
Early 2015 13 MF841J/A PCIeSSD
13 MF840J/A PCIeSSD
13 MF839J/A PCIeSSD
Mid 2014 15 MGXC2J/A PCIeSSD
15 MGXA2J/A PCIeSSD
13 MGX92J/A PCIeSSD
13 MGX82J/A PCIeSSD
13 MGX72J/A PCIeSSD
Late 2013 15″ ME294J/A PCIeSSD
15″ ME293J/A PCIeSSD
13″ ME866J/A PCIeSSD
13″ ME865J/A PCIeSSD
13″ ME864J/A PCIeSSD
Apple MacBook Air
2017 MQD42J/A PCIeSSD
MQD32J/A PCIeSSD
Early 2016 MMGG2J/A PCIeSSD
MMGF2J/A PCIeSSD
Early 2015 MJVG2J/A PCIeSSD
MJVE2J/A PCIeSSD
MJVP2J/A PCIeSSD
MJVM2J/A PCIeSSD
Early 2014 MD761J/B PCIeSSD
MD760J/B PCIeSSD
MD712J/B PCIeSSD
MD711J/B PCIeSSD
Mid 2013 MD761J/A PCIeSSD
MD760J/A PCIeSSD
MD712J/A PCIeSSD
MD711J/A PCIeSSD

インターフェース別情報

インターフェース:mSATA

mSATA

  • 端子仕様:mSATA
  • 幅:29mm(型番の前2桁)
  • ピン数:18+8 (約15mm+7mm)
  • 電圧:3.3V
  • 型番:THNSNF256GMCS 等

SSDの取り外しが困難なパソコンの解体はオプションです。
東芝はこのタイプが多いようです。


インターフェース:M.2 B-key

m.2 B-Key

  • 端子仕様M.2(NGFF-B)
  • 幅:22mm(型番の前2桁)
  • ピン数:28+5
  • 欠ピン:12-19
  • インターフェース:PCIe×2  SATA
  • 電圧:3.3V
  • NGFF2230/2242/2260/2280(最多)
  • マザーボード:Socket 2

薄型パソコン(Windows)はこの仕様(M.2-B/M)の料金となる事があります。

幅は「12 / 16 / 22 / 30mm」の4種類、長さは「16 / 26 / 30 / 38 / 42 / 60 / 80 / 110mm」

M.2 SSDの「B key」は「SATA接続」の物が多い。

速度は遅い物が多い。

低温の物が多い。


インターフェース:M.2 M-key

m.2 m-key

  • 端子仕様M.2(NGFF-M)
  • 幅:22mm(型番の前2桁)
  • 欠ピン:59–66
  • インターフェース:PCIe×4  SATA
  • NGFF2230/2242/2260/2280(最多)
  • マザーボード:Socket 3

M.2 SSDの「M-key」は「PCIe」接続の物が多い。

速度が速い物が多い。

高熱の物が多い。


インターフェース:M.2 B+M-key

M.2 B+M-Key

  • 端子仕様M.2(NGFF B-KEY/M-KEY)
  • 欠ピン:
  • インターフェース:PCIe×4  SATA
  • マザーボード:Socket 2でも3でも対応

インターフェース:U.2

  • SSDでは最新のインターフェースです。8639(SFFWG)と同じ。
  • あまりにも仕様の変更が多く混乱しています。復旧設備の買い増しも大変です。

インターフェース:Apple専用26PIN

  • ピン数:18+8
  • 対象モデル:2010~2011年 MAC Book A1369 / A1370

  • ピン数:18+8
  • 対象モデル:2012年 MAC Book A1465/A1466

解体料:見積り


インターフェース:Apple専用28PIN

  • ピン数:16+12
  • 接続規格:PCIe
  • 対象モデル:2013年以降MAC Book A1502

解体料:見積り


インターフェース:Apple専用59PIN

  • 特殊仕様(変換アダプタなし)
  • ピン数:33+26
  • 接続規格:PCIe
  • 対象モデル:2018年以降MAC Book A1989等

MACは特殊仕様に付き見積りとなります。


SSDの重度障害

  • 物理的に壊れているSSDの多く。
  • コントローラー/基板等の故障。
  • メモリーチップ故障の場合は復旧不可です。(他業者も同様)
  • SSD専用復旧装置を利用します。
  • 以下は目安です。SSDの重度はHDDと異なる仕様につき見積りに日数を要します。
PC解体料 見積り
PC再組立料 見積り
初期診断料 無料
SSD重度調査費 5,000円

免責が必要な特殊モデル

  • スマートフォンに内蔵のメモリーも復旧できる事があります。但し機器を放棄して頂きます。
  • タブレットに内蔵のメモリーも復旧できる事があります。但し機器を放棄して頂きます。
  • サーフェースのようにSSDが無いモデルでも復旧しますが、再組み立ては行いません。
  • モバイルパソコンやテレビ一体型パソコンのSSDモデルの場合、データ復旧を想定されていない設計ですのでユーザー様ご自身での解体が困難と判断されたモデルは代行を試みる事ができます。但し爪が破損したり傷が付くリスクを伴いますので同意が必要です。PCの設計の問題ですから有料作業であっても損害賠償には応じません。
  • USB外付けSSDはケースからSSDを取り出すのにケースを分解する必要がありますがケースの再利用できなくなります。
  • SATAインターフェース(ハードディスク標準仕様)を持たないSSDは料金が割高となります。
  • Appleは毎年のように端子の仕様を変更しており特殊な物が多いため互換性が低くデータ復旧が困難ですが復旧は試みます。暗号化は免責です。
  • SATA/mSATA/miniSATA/M.2/MAC専用2010年,2011年,2012年/2013年/2014年/2015年/PCI-Expressにも対応できます。暗号化は免責です。
  • SONYの超薄型ノートPCはSSD2個をRAID0で構築されたモデルがありますが1台が死んだらデータ復旧は不可能です。データ保護の点からは危険なモデルですから使用されないようにしましょう。2台内蔵構成はRAID1に変更しましょう。

SSDのデータ復旧事例

【復旧事例】Windows10とSSDの組み合わせで、暗号化されてしまった。

【ご希望内容】SSD内臓PCが突然起動できなくなり、お客様ご自身でSSDをパソコンから取り外し外付けSSDとして接続しましたが1ファイルも見えない状態でした。昨日起動していた状態のデータを復元して欲しい。

【診断結果】コンピュータの管理のコンピュータの管理のディスクの管理で「BitLocker暗号化あり」と表示されていました。

2つ目の問題として、SSDには様々な使用が存在します。アダプタで物理的に接続できれば良い、とう物ではないのです。今回もこの問題がありました。m-keyとb-keyとb+m-keyがあります。互換性があるアダプタと無いアダプタが存在します。

【作業内容】PCからSSDを取り外し互換性を確認したアダプタに取り付け、SSDデュプリケータによりイメージデータを100%確保しました。特殊な論理復旧ソフトにより暗号化されてたはずの復旧が完了しました。

【コメント】通常は勝手にBitLocker暗号化されたSSDはパスワードがないと回復できないという認識です。しかし最近はこのような事例が多数発生しています。原因は不明です。BitLocker暗号化ありと表示されててももしかしたら暗号化されていないのかも知れません。PCメーカーでもOSメーカーでも原因は解明されていません。


SSDのデータ復旧不可事例

【障害事例】10日前にSSD内臓のSSDで、操作を間違ってファイルを削除してしまった。ご自身で復旧ソフトをダウンロードで購入し復元を試みたがフル画画素の画像は1ファイルも検出できなかった。プレビューサイズの画像だけが検出された。

【ご希望内容】PictureフォルダとVideoフォルダのフル画素の画像データを復元して欲しい。

【診断結果】問診の結果、復旧できない事が判明しました。その理由はファイルを削除された日時から復旧受付までの時間が経過し過ぎである事。SSDの場合は20分以上通電されていた場合や再起動されたPCは受付しておりません。どちらの条件も満たしていませんし大きくかけ離れています。復旧しない前から(過去の経験から)「復旧不可」と判定させて頂きました。HDDの場合は可能性はあります。それでも10日は立ち過ぎです。その間に実行された事があまりにも無茶です。現状維持が基本ですから・・・削除された行為自体は誰にでもある事ですが、ソフトをダウンロードされた事が1番目の間違いです。インストールされた事が2番目の間違いです。日数が経過した事が3番目の間違いです。再起動を少なくとも10回された事が4番目の間違いです。

【結果】あまりにも酷い状態なので復旧作業をお断りさせて頂きました。


参考資料

以降はデータ復旧とは直接関係ありません。興味のある方だけお読み下さい。

ハードディスクの代替メディアとしてSSDが搭載されているパソコンが増加しています。

SSDとは? Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)の略です。

2015年以降に販売された安価なSSDは、第3世代のSSDが多いです。
2019年から、さらに安価な第4世代モデルのSSDが販売されています。

安価なSSDに大切なデータを保存されるのは危険な事です。

SSDは速度が早いので起動用として利用されるのには向いていますがデータ保存には不向きです。

既に障害が発生してしまった方がこのページを閲覧されている可能性が高いと思いますが、重度物理障害が発生してしまったSSDは殆ど復旧できないメディアです。復旧できても超高額で現実的な価格ではありません。

ハードディスクの場合は死ぬ前に不安定な動作となる事が多いので気づきやすいのですが、SSDの場合は突然死します。しかも短期間に死んでいます。M.2は特に寿命が短い。

このサイトのデータ復旧料金は、暗号化されていない事が条件です。暗号化の申告が無く申し込みされた場合、長時間の無駄な復旧作業をする事となりますから「お客様都合のキャンセル」とさせて頂き3,000円(税別)請求させて頂きますので、法人ユーザー様はIT管理担当者へご確認の上でお持ち込み下さい。


SSDの基礎知識

SSD 最近ではハードディスクに替わるメディアとしてSSDが小型・薄型モバイルパソコンを中心に利用が拡大傾向です。HDDは年15%マイナスで年間3億台、SSDは年30%プラスで3億台。
SSDは衝撃には強いのですが寿命が短い。特に2017年以降はTLCが主流となり2020年ではQLCが急増しています。
劣化も早いし、壊れると復旧は困難!
復旧出来てもHDDの2倍が一般的。
仕様も統一されていなく多くの規格が存在します。
ハードディスクの様に比較的に簡単にデータ復旧ができない分、高額となります。
 SSD MAC-Book-2013 MAC Book ProやAirの2013年モデルに搭載されていたPCIeのSAMSUNG製SSD。
MACのSSDはモデル毎に仕様が替わっています。
マザーボードに直付のSSDはデータ復旧できません。

NAND型SSDの種類

メモリーチップには、NOR型とNAND型が存在します。
SSDには、NAND型が使用されています。
NAND型メモリーチップには以下の記録方式が存在します。

SSDの4世代
  • SLC(Single Lebel Cell)
  • MLC(Multi Level Cell)
  • TLC(Three Lebel Cell)
  • QLC(Quad Lebel Cell)
最小単位はセルとよばれるもので、SLCの場合は1セルに1bitが記録されます。
MLCは1セルに2bit、TLCは3bit、QLCは4bit、PLCは5Bbitが記憶されます。
  • 速度の点では、SLC→MLC→TLC→QLC の順
  • 信頼性の点では、SLC→ MLC→TLC→QLC の順
  • 価格の点では、高い方から、SLC→MLC→TLC →QLCの順です

QLCやPLCのSSDはエラーが多い。
データ復旧時にはメモリーチップから直接データを読み出しますが、TLCの場合MLCに比較してエラーが多いのでデータ修復に長時間がかかります。ちなみに1GBあたり1時間以上かかる事が多くSSDの復旧作業時間の殆どはエラー修正時間です。
データ復旧業界の最近の傾向としてSSDのデータ復旧料金が高くなっていますがその理由は、エラーが非常に多いTLCタイプのNAND型メモリーを搭載した安価なモデルに人気があるからです。


SSDの寿命

使用回数(書き換え回数)はメーカーの企業秘密とされており各社公開されていませんが、設計上寿命回数はSLCが10万回、MLCが1万回、TLCが3000回(実質1000回)、QLCが1000回(実質500回)、PLCが500回(実質250回)とされているそうです。

使用されずに保管されていた場合も劣化は進むそうですが、ちなみにSLCの設計寿命は10年、MLCは5年、TLCは3年、QLCは2年、PLCは1年半という意見があります。実使用での寿命はSLCが6年、MLCが3年、TLCが2年、QLCが1年のようです。PLCは2022年8月現在まだ見かけません。問題があるのでしょう。

記録された時の温度と保存されている温度にも関係するそうです。
安価なSSDに長寿命を求めるほうに無理があるようです。

結論:大容量の割に安価なQLC仕様のSSDは寿命が短いので使用しないようにしましょう。速度が速いだけです。


データの保存可能期間

SSDはデータ保持時間が短く気温が高い場所で保管された場合、数週間~数ヶ月という調査結果があります。

TLC以降のモデルは通電されない状態で数ケ月~1年経過した場合も自然蒸発しデータは読めなくなります。

QLCモデルはもっと短いようです。


SSD特有の病気

フリーズ病

・コントローラチップによっては、いきなり動作が停止する現象が多発しており「プチフリーズ」と呼ばれています。
・SSDの節電機能及びWindowsの節電機能のタイミングがずれ動作が停止する現象を「LPM問題」と呼ばれています。

8MB病

・IntelのSSDには容量が8MBとなる故障があり「8M病と呼ばれています」

5184時間病

・Crucialには使用時間が5184時間になると動作が停止するSSDがある。

劣化病

・Crucialは劣化が早いSSDが多い。


SSDの特徴

  • Windowsの起動時間はハードディスクと比較して数倍早い。
    (機種により大差あり)
  • ショックを与えても故障しにくいのでノートパソコンに最適。
  • バッテリーの消費が少ないのでノートパソコンに最適。
  • 大きなサイズのファイルを少頻度で書き換える用途に向く。
  • 小さなサイズのファイルを多頻度で書き換える用途には向かない。
  • 書き換え回数に限度がある。メーカー発表の数値はあてにならない。
  • 一時的に動作が停止する時がある。(モデルによる!?)
  • HDDに比較して寿命が短い

m.2 SSDのKey ID

インターフェース「M.2」 規格の名前ですが、Key ID が複数定義されています。ピンの位置及び対応しているインターフェースが異なります。

Key ID には 「A」~「M」の定義があり、M.2 SSD では 「B」と 「M」 が利用されます。

B-Keyは欠けピン場所が12-19、インターフェースはPCIe x2/SATA/USB 2.0/USB 3.0/HSIC/SSIC/Audio/UIM/12Cです。
M-Keyは欠けピン場所が59-66、インターフェースはPCIe x4/SATAとなります。早い。


m.2 SSDの情報まとめ

  • サイズは、幅22mm×長さ80mmの「Type 2280」が多い
  • SATA接続のSSDととPCIe接続のSSDがあり、「M.2 SSD(PCIe)」のほうが速い
  • PCIe接続のSSDにはAHCI対応とNVMe対応があり、「NVMe対応」のほうが速い
  • 主流のSSDはNVMe対応のM.2 SSD(PCIe)
  • PCIe接続のSSDは、SATA/PCIe両対応のスロットへ取り付ける
  • PCIe接続のSSDは、熱対策が必要
  • M.2のSSDとSATAのSSDは認識しないモデルがあるので注意

MAC:データ復旧対応モデル

MacBook Pro

2013年モデル

(型番)A1398 A1502 (ME864 ME865 ME866 ME293 ME294)

2014年モデル

(型番)A1502 A1398 (MGX72 MGX82 MGX92 MGXA2 MGXC2)

2015年モデル

(型番)A1502 A1398(MF839 MF840 MF841 MGXA2 MGXC2)

MacBook Air

2010~2011年モデル

(型番)A1369 A1370

2012年モデル

(型番)A1465 A1466 (MD223 MD224 MD231 MD232)

2013年~2014年モデル

(型番)A1465 A1466(MD711 MD712 MD760 MD761)

2015年モデル

(型番)A1465 A1466(MJVM2 MJVP2 MJVE2 MJVG2)


データ復旧可能なSSD型番

バッファロー

  • SHD-NSUM30G
  • SHD-NSUM60G
  • SHD-NSUM120G
  • SHD-NSUM32G
  • SHD-NSUM64G
  • SHD-NSUM128G

SAMSUNG

  • MCBQE32G5MPP-0VA
  • MCCOE64G5MPP-0VA
  • AMCAQE32G5APP-0X
  • AMCBOE32G8APR-0X
  • MZ-CPA25610A1

Transcend

  • TS8GSSD25-S
  • TS16GSSD25-S
  • TS32GSSD25-S
  • TS64GSSD25-S
  • TS8GSSD25S-S
  • TS16GSSD25S-S
  • TS32GSSD25S-S
  • TS64GSSD25S-S
  • TS32GSSD25-M
  • TS64GSSD25-M
  • TS128GSSD25-M
  • TS32GSSD25S-M
  • TS64GSSD25S-M
  • TS128GSSD25S-M
  • TS192GSSD25S-M
  • TS32GSSD18M-M
  • TS64GSSD18M-M
  • TS128GSSD18M-M

OCZ

  • OCZSSD2-2C30G
  • OCZSSD2-2C60G
  • OCZSSD2-2C120G
  • OCZSSD2-2C250G
  • OCZSSD2-1C32G
  • OCZSSD2-1C64G
  • OCZSSD2-1C128G
  • OCZSSD2-1VTX30G
  • OCZSSD2-1VTX60G
  • OCZSSD2-1VTX120G
  • OCZSSD2-1VTX250G
  • OCZSSD2-1APX60G

PhotoFast

  • PF18Z32GSSDIDE
  • PF25P32GSSDIDE
  • PF25P64GSSDIDE
  • PF25P128GSSDIDE
  • PF18Z32GSSDZIF
  • PF18Z64GSSDZIF
  • PF18Z32GSSDIDE
  • PF18Z64GSSDIDE
  • PF18T32G50SSDIDE
  • PF18T64G50SSDIDE
  • PF25S32GSSD
  • PF25S64GSSD
  • PF25S128GSSD

 

SSDとは?

ソリッドステートドライブ(Solid State Drive)の略で、NAND型(不揮発性)のフラシュメモリーを利用したドライブです。

正式な呼び名は「フラッシュメモリー」です。Read Only Memory(略してROM)の一種で、絶縁膜に囲まれたフローティングゲート(浮遊ゲート)に電子を注入する事でデータの記録を行う不揮発性記憶素子の半導体メモリーです。

電源を切った場合でもデータが長期間維持できるために、HDDに変わるメディアとして普及しています。

開発と発売と進化

1991年にPC用ドライブとしてIBMが採用(但し開発メーカーはサンディスク)したのが始まり。日本では2008年東芝が最初に発売(世界初のNAND型フラッシュメモリーを発明したのは東芝で1987年)。2009年にマイクロンとインテルがRAID-0による高速SSDを発売。2010年マイクロンがCrucialブランドで安価なSSDを発売。2010年にマーベルがSATAインターフェースモデルを発売。2011年にはサンドフォースがRAID-0を倍速化。2009年SilionSystemsはウエスタンデジタルに買収され、その後2012年にはHGSTも、2016年にはサンディスクも買収してHDDと同じくSSDでも1位のシェアを獲得しました。
SSDのSATA仕様


フラッシュメモリー

最小単位はメモリーセルです。セルは数千億個以上のメモリセルから構成されており、絶縁体に囲まれ、電荷蓄積膜に電子を出し入れする事で、データを保存しています。

メモリセルへのデータの書き込みと消去の動作

Control Gate(制御ゲート)に電圧をONにすると、電子が絶縁体を通過してシリコン基板から電荷蓄積膜へは入ります。電圧をOFFにしても電子が蓄えられます。シリコン基板側に電圧をかけると、電子が絶縁体を通過し電荷蓄積膜からシリコン基板側へ出ていきます。電荷蓄積膜には電子がない状態なります。

「0」「1」の状態は電源を切った状態でも保持されますのでデータが消えないという、フラッシュメモリの特徴となります。

NAND型のフラッシュメモリーとは?

SSDに使用されているメモリーには2つの方式(NAND型とNOR型)があり、両方とも不揮発性のメモリーの一種でます。回路構造に違いがあります。

先にNOR型フラッシュメモリーが開発され、回路が簡単、小サイズ、製造コストが安価なのですが、書き込みの速度が遅く、大容量化しにくい為、電話器等のデータを保存する目的用途に使われました。

次に開発されたNAND型フラッシュメモリーは、書き込み速度が速く大容量化し易いという特長がある為、ストレージにはこの NAND 型が利用されています。

NAND型のフラッシュメモリーを使ったSSDは長所ばかりが広告されていますが、実は欠点が問題とされています。

SSDのメリット

コントローラが高性能である事とDRAMバッファとで構成されている為、NAND 型フラッシュメモリだけを使ったUSBメモリーと比較して読み書き速度が高速です。

振動に強い
消費電力が少ない
データの読み出し速度が早い(書き込みは条件付きで速いが書き換えは遅い)

SSDのデメリット

同じブロックへの書き換え可能回数は(世代により数千回~数万回と大きく異なる)という制限がある。
SSDメーカーはそのコントローラーによりSSDメモリー全体のブロックを均等に書き換えるようにし、特定のブロックばかりが繰り返し書き換えられないようにする等の対策をしている

SSDは、原理がフラッシュメモリーであるので、記憶が保持される年数が短く、MicroSDカードなどのフラッシュメモリ類が全く通電せずに放置しておくと7年から8年程度(世代により大差あり)で記憶が徐々に蒸発するように消えてゆく、という宿命がある。

保管・放置してデータを長期保存(約8年)する目的であればSSDは使用できない。

電源をOFFにした状態で40℃以上の状態で放置してしまうと、蒸発が始まる時限が極端に短くなり、わずか数か月でデータが消える事がある、という欠点がある。

「サーマルスロットリング」と呼ばれる熱暴走を回避する機能が働き、SSDの高速性能が低下する

コントローラ

コントローラーはフラッシュメモリへの読み書きをコントロールするチップです。SSDのコントローラはSSDの性能や寿命を左右する。読み書き速度や書き換え回数の上限もコントローラチップで決まる。

コントローラの役目

  • エラー補正
  • ウェアレベリング(劣化防止)
  • ブロック管理
  • 不良モード管理
  • リード・ライトキャッシュ
  • ガベージコレクション(消去処理)

多値化

多値化により1ビット/セルのSLC型、2ビット/セルのMLC型、3ビット/セルのTLC型、4ビット/セルのQLC型が販売されています。

微細化

微細化により大容量化されています。微細化により書き換え可能上限回数が減少する。例えば、SLC型では書き換え可能回数は10万回(実際には5万回未満)だったものがMLC型 では2万回(実際には1万回未満)に、TLC型1万回以下(実際には5,000回未満)。

キャッシュメモリー

データの読み書きを高速化したり信頼性をあげる目的でDRAM等のキャッシュメモリを追加するモデルが増えているが、安価なモデルは搭載されていない。

消去問題

消去は、書き込みより100倍の時間がかかり、書き込みの度に 古データの消去~新しいデータの書き込み、を必要とするため速度性能が低下する。

読み書きは2kB単位、消去は256kB単位なので、1ビットを書き換えるだけでも128回の読み込みと1回の消去、そして128回の書き戻し処理が行われる。

データ復旧が困難なSSD

SSDのデータ復旧は難しい。スマホのフラッシュメモリーも不可能。
最近の記憶メディアとしてはHDDの代わりSSD等のフラッシュメモリーデバイスが大きく増加している。
SSDの出荷台数が大幅に増えているがそれに伴いデータ復旧依頼も増えています。
SSDは利用ユーザーには便利な物でも、データに関するトラブルが発生したらデータ復旧ができない(向いていない仕様)メディアなのです。
ちなみに年間のメディアの需要台数は5億個弱らしい。

SSDの記録方法の違いによる問題

NAND型メモリーのデータの消去はブロック単位で行なわれてる。NAND型フラッシュメモリではP型半導体とN型半導体で構成され電子を溜めて情報を記録し、電圧を与える事により酸化膜を超えて電子がゲートに入る。

複雑な構造の3D-NAND型メモリー

3D-NAND型では層が増え、さらに複雑な構造となっている。フラッシュメモリではHDDのように特定のセクターだけを書き替える事ができず、ページ単位で記録が行なわれるが、記録する特定のセクターだけの劣化を防ぐための対策がされている。なので、小サイズのデータでも大サイズのデータ領域の書き換えが実行される。劣化を防ぐために不要データの消去もページでまとめて消去される。この不要データとしてフラグが立てられたページの置き換えに、フラッシュメモリに均等な書き込みを行なうような仕組みが実行されている事でデータの復旧を困難としている。

PCの誤操作によりファイルを消失した場合、HDDでは復旧できたのにSSDでは不可能となる。

つまり書く換えが必要ないセクターでも実際には書き換えが実行されている。なお、コントローラが書き込みで使う擬似乱数はそのコントローラのメーカー、型番、バージョンによって異なっている。

ノート型PCはモバイル化しており、薄型化のためマザーボード基板上に直接メモリを半田付けしてしまうモデルも増えており、データの救出が困難になっている。

フラッシュメモリだけでなく、BIOSがUEFIに移行したことでの弊害もあるという。BIOSではHDDのMBR(マスターブートレーコード)を読み、どれくらいの論理ボリュームを使うかを決めていったんカーネルを起動し、それからブートローダがOSのカーネルを読み込んで、マザーボードのドライバが決まり、OSが起動するといった手順だった。

4Kセクター問題

4KBのSSDは1セクターあたり512バイトX8セクター=4,096バイトの物理セクターではなく、4,096バイトで1セクターとなっているので問題点として、Windowsが8セクター計4,096バイトの場合と、1セクターで4kbの間のギャップのよりデータの読み取りエラーが出てしまう。

ファイルタイプの暗号化問題

ファイルタイプの暗号化の場合、1つ1つの暗号を解読しないとデータの再利用が不可能。ファイルタイプの暗号が使われているスマホはデータ復旧は不可能

SSDの製造工程

シリコンウエハーを作成→プリント回路基板に埋め込みます。

ドライブの製造工程

NAND型のフラッシュメモリチップ4~12個を回路基板上に取り付けされる

ロボットがシリコンウエハー上を動いて約800以上の工程が30日程度実行されます。ウエハー上に多くの層(銅のような導電体~二酸化ケイ素のような非導電体まで)があります。各材料の層を施した後、このウエハーは感光性の液体でコーティングされ、電気回路パターンのガラスステンシルを通して紫外線が照射され、化学変化を起こして融解します。ステンシルで保護された部分は無傷のまま残り、ウエハー上に回路のパターンがプリントされます。その後、余分な材料を洗い流します。

プリント後、1枚のウエハーから数百個のチップが製造され、カットして切り離し後、保護用のプラスチックケースに組み込まれます。

大型の回路基板は、はんだペーストでメモリチップやその他の部品が付く部分を覆います。ロボットで基盤上に部品を取り付け後、オーブンで加熱処理され溶融させます。


関連サイト:パソコンデータ福岡のSSDのページ



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