福岡市南区のユーザー様から「操作を間違ってSDメモリーのデジカメ画像を削除してしまったのでデータ復元の見積りを希望」という依頼でした。
デジカメのメーカー名はSONY、SDメモリーのメーカー名はSanDisk、容量は32GBでした。
今回は特定の撮影期間だけの写真画像復旧を希望されました。
10分初期診断の結果、軽度の論理障害と判定し料金見積りは17,000円としました。
1日お預かり後のデータ復旧を3種類の方法で行い、ユーザー様ご希望の画像全てが復元できました。(お客様確認)
他社様の場合、1つの方法で復旧作業を行われるようですが、当店では状態により2種類~10種類の方法で復旧を試みます。
結果が100%と判定した場合、2種類の復旧方法で完了する事もありますが、復元率が悪い場合は10種類全てを納品しても同じ料金で提供しています。
動画の場合は復旧業者により結果が大きく異なります。
作業員数の大小と無関係です。拠点数とも無関係です。
1ファイルでも多くを復旧という信念のもと真剣に取り組んでいるかどうかが結果に反映します。
復元率の違い
同じデータ復旧業者でそのメディアによって復元率が異なる理由は何でししょうか?
このご質問もよく頂きます。
最大の理由は、論理障害に限定した場合、1番は断片化のあるなしです。そのSDメディアに撮影したり削除したりを繰り返すと断片化します。
一旦記録したメモリーメディアは、完全ホーマットを実行しない限り、データは永遠に消えません。但し物理的に壊れない場合です。
動画の場合は、この断片化の影響が大きくでます。
その断片化した状態のデータ復旧は、業者により大きく結果が異なるのです。
復元率と法人の人数や売上とは全く無関係なのです。
復旧作業する人の意欲です。1ファイルでも多く取り出したいという気持ちが結果に影響します。
大企業(データ復旧業界では作業員が30人を超えれば大企業です)では、このようにコストを掛ける事はできないのです。
その点、当店では納期までのお時間さえ頂ければ、ある程度、可能な限り復旧を続行します。